山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の6話が、5月29日に放送。晴原がSDM優先で複雑になりかけていた上野親子の関係をフォローする展開に、「すごく良かった」「素敵」などの声が上がっている。
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山下智久が主演を務める本作は、気象学の天才が冷静な分析で命を救う物語。SDMの気象班チーフ・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で豪雨災害で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、ドライバー兼料理担当の丸山ひかるを仁村紗和、灯の従兄弟で消防班チーフの園部優吾を水上恒司、医療班チーフの汐見早霧を夏帆が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
晴原(山下智久)が灯(本田翼)を亡くした5年前の関東南部豪雨の合同慰霊碑を訪れると、そこにはSDMメンバー・丸山ひかる(仁村紗和)の姿があった。晴原は、灯の最後の行動の真相を知っているか問いかけるが、ひかるは答えない。
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そんな中、SDM本部に上野香澄(平岩紙)の息子・海斗(石塚陸翔)がひとりでやってくる。これまでSDM優先で約束を破られ続けている海斗は、翌日に長野で開催される全国紙飛行機大会には絶対に来て欲しいという。どこか晴原を思わせる理論的な海斗。上野は慌てて海斗を外へ連れ出し、上野不在でSDMの打ち合わせが始まる。
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3日前に静岡で地震が発生し、道路が分断されたエリアでは10名ほどが取り残されている状況。しかし、救援医療物資を運ぶにも車両やヘリが入れず、携帯電話も繋がりにくくなっていた。そこで汐見(夏帆)のオンライン診療と併せて、防災ドローンを実用することに。ドローン運用には、実用化を進めてきた上野の力が必要不可欠だが、海斗の全国紙飛行機大会の開催日と被っていた。
翌日、上野は大学の後輩だった灯のSDMに懸ける想いを胸に業務を優先。運用は順調に進み、上野は決勝に進んだ海斗の元へ向かうことに。しかし、上野不在の中、新たな要救助者が発生する。ドローンのバッテリー残量も少なくなり、晴原は気象を読み最短ルートで現場に医療物資を届けようと試みるが――というのが6話の展開。
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一旦は大会に向かおうとしていたものの、無線を聞いて現場の状況を考え指揮車両に戻ってきた上野。決勝の様子を見ることができず、とうとう息子に嫌われてしまったと思っていたが、実は晴原が海斗に事前に電話で「お母さんはまた約束を破るかもしれない。自然災害は常に予測できない。何が起こるかわからない。だから、約束を破った数だけ誰かのために頑張ってるんだ。命を救うために全力で頑張ってるんだ。そんなお母さんのこと嫌いになれるのか?」と伝えていた。
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そして晴原に促されるように、海斗は上野に「お母さんのこと、好き。かっこいい」と伝える。そんな晴原のアシストと親子のシーンにSNSでは「上野さんと海斗君の親子愛に感動しました!晴原さんの言葉素敵です!」や「親子の関係をつなぎ止めたのが晴原さんって言うのもすごく良かった」、「上野さんとカイトくんの親子関係どうなっちゃうんだろうと思ったけど晴原さんのおかげで良い関係に戻れてよかった」などの声が。
しかしその後、灯の死に上野が関係していたことが発覚。まさかの展開に「まさか5年前の真実に上野さんが関係していたとは思いもしませんでした」や「灯の謎の行動の原因は丸山さんではなく上野さんだったとは」、「上野さんが灯ちゃんの命を奪ったってどゆ事?来週も気になる」などの声が上がっている。
【第7話あらすじ】
突然、上野香澄(平岩紙)から自分が灯の命を奪ったと告げられた晴原(山下智久)。実は上野は5年前の関東南部豪雨の時、園部灯(本田翼)と一緒におり、灯の指示通りに行動した人たちは皆助かっていたことを打ち明ける。無線でその話を聞いていた優吾(水上恒司)と汐見(夏帆)は、なぜ灯が危険を冒してその場を離れたのか上野に尋ねるが、指揮車両にアラートが鳴り響く。
海上竜巻に巻き込まれた気象観測船と漁船による接触事故が発生。さらに、観測船は多量の水蒸気を観測していた。晴原は、「その水蒸気が線状降水帯を生みだし、東海地方で集中豪雨が起きる」と予測。園部肇一(舘ひろし)が「国際防災会議」で不在のため、SDMメンバーは現場の指揮のみで動くことになる。
船内では幾度となく危険にさらされる中、混乱している要救助者を勇気づけ遠隔での解析にあたる晴原。集中豪雨の危機も迫る中、園部の代わりに立花藍(真矢ミキ)が指揮を執ることになり――。
「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。
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