「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の堀越耕平による大人気コミック「僕のヒーローアカデミア」。この度、「僕のヒーローアカデミア 10周年記念ショートフィルム『Succession』」が公開された。
“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久(デク)が、社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かうヒーローになるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語「僕のヒーローアカデミア」。
2014年7月の連載スタートから連載10周年を迎え、コミックスシリーズ世界累計発行部数1億部突破、TVアニメシリーズは今年で8周年、8月には劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』の公開を控えており、まさに2024年は“ヒロアカイヤー”。
今回公開されたショートフィルムは、読売テレビのアニメーションセンターと東京ドラマ部がコラボして制作。「ヒロアカ」と共に成長してきたある兄弟を描く、福田浩之監督オリジナル作品だ。また音楽は、テレビアニメシリーズの音楽を手掛ける林ゆうきが担当している。
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成長した兄ハルトを演じたのは、『万引き家族』、さらに中国映画への参加が発表された城桧吏。まだ幼さの残る中学生のハルトは、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」では一条天皇役を務めた柊木陽太が演じている。
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城さんは「僕が好きな漫画の企画に携わることができて、とても嬉しく思っています。何度失敗しても何度辛いことがあっても、それに立ち向かっていく心の強さをどう表現できるのかを大切にしました」と話し、柊木さんは「“無個性”の緑谷出久の『“個性”のない人間でもあなたみたいになれますか?』という言葉がすごく印象的でした。周りからできないだろうと言われても、憧れを追いかけて努力をしようとする姿がとてもかっこいいなと思いました。僕は演じるにあたって、そのかっこよさをハルトの心の中に入れてお芝居をしました」とコメントしている。
▼「僕のヒーローアカデミア 10周年記念ショートフィルム『Succession』」
10歳になったハルトは、弟カイトが生まれ、その心にはある思いがよぎる。その日から、ハルトはある行動に出る。不安なとき、試合に負けたとき、フラれたとき、ハルトの10年の成長のそばにはいつもヒロアカがあった。ハルトからカイトへ受け継がれた思いとは…。
TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」7期は5月4日より毎週土曜日17時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。※一部地域を除く
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』は8月2日(金)より公開。