夢の中で眉がつながった奇妙な風貌の男と出会ったという証言が世界各国で多発、その都市伝説を日本で初映画化した『THIS MAN』が2024年初夏に公開決定。
ある田舎町で、連続変死事件が多発していた。被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたこと。夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんな中、夫と娘とともに、幸せに暮らしていた八坂華の身近にも危険が迫る。やがて華は究極の選択を突きつけられ…。果たして華が取った行動とは? 史上最悪の結末が、いま幕を開ける――。
2006年頃、ニューヨークの精神科で、夢の中で眉がつながった奇妙な風貌の男と出会ったという女性患者が多発。彼女らの証言を基にモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、ロサンゼルス、ベルリン、サンパウロなど世界各国で夢を見たという証言が多発、その数は2,000人を超えた。謎の男は誰なのか、何の目的で人々の夢に現れているのかは未だに解明されていない…という都市伝説を日本で初映画化。
世界的に有名なネットミームとなった都市伝説に日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が亡くなっていく描写を通して、昨今のコロナ禍の惨状を風刺した全く新しいスリラー映画として誕生した本作。
監督・脚本には医学系研究分野出身という経歴を持ちながら、『わたしの魔境』(2023)で世界11か国の国際映画祭を受賞した天野友二朗が務める。
併せて解禁となったティザービジュアルは、薄暗いグレー色に厚いもやがかかっているような背景。その中から眉のつながった奇妙な風貌の男の顔が浮かび上がり、こちらを見ている様子が切り取られたもの。「この男、見たら死ぬ」という衝撃的な文字が、さらに恐怖を煽っている。
「EVER DREAM THIS MAN?」という文言からも、まるで夢の中で何か得体の知れない恐怖が迫ってくる…そんな不気味な雰囲気が漂うビジュアルとなっている。
W主演を務める2人からコメント到着!
W主演を務めるのは、テレビ情報番組でのリポーターとして活動を開始し、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」、映画『シモキタブレイザー』(2024年2月公開予定)など俳優としても活躍する出口亜梨沙と、「仮面ライダーW」の仮面ライダーアクセル役で人気を博し、その後も「今際の国のアリス」などドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する木ノ本嶺浩。
■出口亜梨沙
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皆さんこんにちは、出口亜梨沙です。映画『THIS MAN』初の主演、初のスリラー映画ということで2023年の夏、全てをかけて作品に挑ませて頂きました。今回の映像作品では珍しく撮影に入る前に共演者の方と何度も本読みをさせて貰えたのですが、そのおかげで監督とも台本のすり合わせができたり、撮影中も意見を出せたりととてもスムーズな現場でした。
もしかしたら私たちの日常に起きるかもしれない、起こってもおかしくない じわじわと恐怖が襲ってくる感覚を楽しんでもらえればと思いますので皆さんぜひ、劇場へお越しください! そしてSNS等で感想を教えて貰えればエゴサしますので、そちらもぜひよろしくお願いします!
■木ノ本嶺浩
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昨夏、THIS MANという得体の知れない"モノ"と向き合っていました。
この得体の知れない"モノ"が強敵で掴めず届かずあしらわれる。
不安や憤りでモヤモヤと恐怖を感じるなかで家族の大切さや人との繋がりを再確認していく刺激的な撮影の日々でした。
ショッキングな出来事と美しい映像のコントラスト、そこに印象的な音楽が合わさり生まれるグルーブ感。
ただ怖いだけじゃない新感覚の物語がそこにありました。
是非、その得体の知れない"モノ"を劇場で体験していただきたいです。
実力派俳優勢ぞろい、そのほかのキャストからもコメント到着
そのほかのキャストには、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』をはじめ映画やCM・広告にも多数出演し、「王様のブランチ」のリポーターとしても活躍中の鈴木美羽。
ラッパーとして音楽活動しながら俳優としても多数の映画、ドラマに出演し活躍の場を拡げている般若、芸人として活躍する傍ら、俳優として多数のテレビドラマや映画にも出演するアキラ100%。「R-1ぐらんぷり2009」で優勝するなど芸人としても活躍しながら、俳優としても活躍中の中山功太。
さらに、映画『首』から大河ドラマ「どうする家康」などまで映画、ドラマに引っ張りだこの津田寛治。さらに、映画『ベイビーわるきゅーれ2』、ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」など数多くの映像、舞台に出演している渡辺哲ら、実力派俳優が脇を固める。
■鈴木美羽
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撮影が終わった今でも、THIS MANの顔が頭から離れない日々を送っています。
私が演じた小田玲は頭が良く、世の中に対する小さな不満を逃さない女子高生です。誰しもが共感できるような台詞に是非とも注目していただきたいです。玲はお姉ちゃんの華に対しては特に心を開いているので、撮影では会話の中から2人の普段の関係性が垣間見えるよう、丁寧に演じました。
映画館を出た後「怖面白かったー!」と思ってもらえたら嬉しいです。観たら最後、もう元には戻れません。
■般若
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物凄く勢いがあって力強い作品だと思いました。是非劇場で観て欲しいです。
■アキラ100%
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ケーキ屋の上司・植松を演じさせていただきました。都市伝説を元にしているという今作品。僕自身、都市伝説は好きなのですが、とても怖がりなので夜に思い出したりして一人で怖がっています。今回自分がスリラー映画に出るというだけで少しドキドキしていました(笑)。植松の運命やいかに。
スリラーであり、人間ドラマでもある今作。一観客として完成した作品を見るのがとても楽しみです!皆様もぜひ劇場でご覧いただきたいです!
■中山功太
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悲しくて、残酷で、どこまでも美しい。怖くて、冷酷で、とてつもなく優しい。天野監督にしか作り出せない、唯一無二の世界観。
後半の淡々とした混沌と無常感に、心底肝が冷えた。それは凄まじく、容赦のないリアルな描写。コロナ禍の鬱屈としたあのムードと重ね合わせて観る事もできる。あの美しい町を、なぜあんなにも不気味に撮れるのか。撮影時の和気あいあいとした雰囲気が嘘の様だ。映画って、凄い。天野監督、凄い。
■津田寛治
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撮影現場での天野監督は、何かに憑かれたように早口で喋り、眼差しには狂気が宿っていました。前回の天野組とは人が違ったようです。僕たちはこっそり囁き合いました。監督はTHISMANの夢を見たんじゃないかと。そして完成作を観たとき、なぜ監督があんなことになっていたのか腑に落ちました。どんな作品もお手本にならないような前人未踏の世界に踏み込んでいたんですね。
僕が目の当たりにしたTHISMAN体験、沢山の観客と共有したいです。
■渡辺哲
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科学的な根拠や証拠は明確には示されていないが、呪術師が持つとされる超自然な能力や霊的な力は存在すると思っています。
ノウマクサンマンダと唱えて呪いを祓うマジナイ。修行して特殊能力を研く行者のような生活。そんな呪術師役をやる時、拠り所はどこなのか。
撮影中、マジナイを唱えると監督の気なのか撮影の力なのか不思議と違う世界が見えた気がします。撮影以降、ノウマクサンマンダ唱えることも。皆さんも憶えて唱えてみれば、ちょっと違う世界を感じられるかもしれません。
『THIS MAN』は初夏、新宿ピカデリーほか全国にて公開。