2000年代にマット・デイモンをアクションスターへと押し上げた『ボーン』シリーズの新作が製作されるようだ。「Variety」によると、現在ユニバーサルで企画の初期段階のため脚本家もキャストも決まっておらず、マットやジェレミー・レナーといったオリジナルメンバーが続投するかは不明とのこと。脚本が仕上がり次第、まず最初にマットにオファーをかける模様だ。
マットはシリーズ5本のうち『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』『ジェイソン・ボーン』の4本でシリーズジェイソン・ボーン役を演じた。4作目の『ボーン・レガシー』のみ出演していない。
監督については、ユニバーサルが今年のアカデミー賞で国際長編賞を含む4部門で受賞した『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガー監督と交渉中とのこと。契約が成立すれば、これまで『ボーン』シリーズのメガホンを取ったダグ・リーマン(1作目)、ポール・グリーングラス(2・3・5作目)、トニー・ギルロイ(4作目)という豪華な顔ぶれに加わることになる。
映画ファンは「『ボーン』は素晴らしいシリーズだからうれしい」「マット・デイモンのカムバックなしに『ボーン』はありえない」「絶対に実現してほしい」などのコメントをXに投稿している。