熊切和嘉監督と菊地凛子が、20年ぶりにタッグを組んだ東北縦断ロードムービー『658km、陽子の旅』が、来年1月12日(金)にBlu-ray&DVDをリリースする。
本作は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」2019脚本部門の審査員特別賞受賞作の映画化。『ノン子36歳(家事手伝い)』『夏の終り』で詩情豊かに繊細な女性を描いてきた熊切監督が、心を閉ざして生きていた主人公・陽子像を、受賞者の室井孝介と受賞原案をより掘り下げ、ドラマティックな内容へと昇華させた。
孤独に凝り固まる主人公・陽子を演じた菊地さんは、本作で「第25回上海国際映画祭」最優秀女優賞を受賞。
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本作が初めての日本映画単独主演作となり、竹原ピストル、オダギリジョーをはじめとするキャストに支えられ、切ないまでの生きる痛みと躊躇い、そして絞り出す勇気を熊切監督と共に渾身の力で表現。就職氷河期世代の中年期、その定まらない人生というだけではない、他人との密な関係を作らず生きることが当たり前のいま、孤独と孤立に凍った心が溶けていく様に、誰もが心を揺さぶられるロードムービーが誕生した。
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なお「第25回上海国際映画祭」では、最優秀作品賞、最優秀脚本賞も受賞している。
▼『658km、陽子の旅』商品情報
発売日:2024年1月12日(金)
価格:
Blu-ray5,280円(税込)
DVD4,290円(税込)
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)2022「658km、陽子の旅」製作委員会