「オビ=ワン・ケノービ」や「キャシアン・アンドー」「マンダロリアン」など数々の物語を送り出す「スター・ウォーズ」オリジナルドラマシリーズ最新作「スター・ウォーズ:アソーカ」がディズニープラスにて独占配信中。
本作の主人公アソーカ・タノは、製作・監督・脚本を務めるデイブ・フィローニと「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカスがアニメーション作品『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で初めて登場させたキャラクター。フィローニはアソーカ・タノ誕生の裏側について「アソーカ・タノが物語の中でつまずき、そこから成長する姿は、映画監督としての私自身を反映させました」と明かした。
ルーク・スカイウォーカーやアナキン・スカイウォーカーに続く「スター・ウォーズ」のもう1人の主人公といわれるアソーカ・タノは、アナキンの唯一の弟子であり、伝説のジェダイであるヨーダやオビ=ワン・ケノービとも関係が深い人物。そんなアソーカの物語を手掛けるフィローニはルーカスから直々に「スター・ウォーズ」におけるフォースの考え方や、映画作りの神髄を叩き込まれた“愛弟子”。
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しかし、巨匠の元で修行を積むことや、世界的人気を誇る「スター・ウォーズ」の制作に携わることは彼にとって大きな試練でもあったそうで、「ジョージ・ルーカスをはじめ素晴らしいスタッフが集まる『スター・ウォーズ』に関わることが決まったとき、私は自分に自信が持てませんでした。ジェダイの世界に足を踏み入れたときのアソーカにもその気持ちが反映されています。未熟なアソーカが学ぶべきことが多かったように私も映画監督としてルーカスから学ぶべきことがたくさんありました」と、当時の気持ちを吐露。
アソーカとアナキンが数々の戦場で命を預け合いながら信頼関係を深めていく様子には、「スター・ウォーズ」に全身全霊で向き合い、監督人生を懸けたルーカスとフィローニの師弟関係が反映されていると語る。
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いまでは「マンダロリアン」シリーズをはじめとした実写作品も手掛け、今後の劇場映画シリーズをも任されるほどにルーカス・フィルムと世界中のファンから信頼を獲得するようになったフィローニ。ジョージ・ルーカスの後継者として「スター・ウォーズ」精神を受け継いだ彼を体現するかの様に、本作の第5話ではアソーカがアナキンから“最後の訓練”を受け、ジェダイの精神の全てを受け継ぐ姿が描かれている。
フィローニは「アナキンの弟子だった頃から、ここまで成長した彼女の姿を描くのはとても長い道のりでしたが、アソーカ・タノは『スター・ウォーズ』にとって特別なキャラクターになりました。私は彼女の物語をより刺激的で充実したものにする方法を探し続けます」と力説。ルーカスの意思を継承したフィローニが今後、アソーカ・タノの物語をどう展開していくのか目が離せない。
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“元ジェダイ”として活躍するアソーカ・タノの新たな物語が描かれる本作。「マンダロリアン」シリーズと同じく帝国崩壊後の銀河を舞台に、「スター・ウォーズ 反乱者たち」で行動を共にした新共和国を導く将軍ヘラ・シンドゥーラや、マンダロリアンの戦士サビーヌ・レンと再会したアソーカ・タノは恐るべき闇の脅威に立ち向かっていく。
「スター・ウォーズ:アソーカ」は毎週水曜日にディズニープラスにて独占配信中。
※デイブ・フィローニのコメントは「スター・ウォーズ:アソーカ」を制作中の2022年に行われたインタビューに基づくもの。
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