向井理が諸葛孔明を演じる新ドラマ「パリピ孔明」より、上白石萌歌演じる本作のヒロイン・英子の楽曲情報とともに、スペシャル音楽映像が公開された。
本作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す月見英子のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく音楽青春コメディー。
英子は、ライブハウス「BBラウンジ」でバイトをしながら、歌手を目指すキャラクター。シンガー“EIKO”として活動し、普段はラウンジの観客が求めるカバー曲をパフォーマンスしているが、実は、ひそかにギターの弾き語りで自作曲を作っている。
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英子のメイン曲は、作詞・作曲を幾田りらが担当した「DREAMER」。本作のために書き下ろされた新曲で、上白石さんは「初めてこの楽曲を聴いた時の、胸にじんわりと広がった感動がいまだに忘れられません。夢を追いかける英子のひたむきな心に、優しくも力強く寄り添ってくれている楽曲だと思いました。歌うことの苦しさも楽しさもこの曲にすべて込められていて、英子を演じる上で大きなヒントになりました」と感激した様子。
続けて「ただ、実際に歌ってみると想像以上に難しい曲で、何度も何度も試行錯誤を重ねました。この曲を納得のいくように歌うことができた時が、私が英子として迷いなく存在できている時だろうな、と思い、理想とする『DREAMER』を必死で追い求めました。英子を演じる上での始まりの曲であり、ゴールのような曲でもあります」とコメントしている。
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幾田さんは「本作の主人公の英子と自分が重なる部分があり、私の人生も投影できたらいいな、という思いでリアル感を込めて、作詞・作曲をさせて頂きました。そして、英子の人生や萌歌ちゃんの人生にもリンクするように書かせて頂きました」とふり返っている。
スペシャル音楽映像は、英子が様々なステージで歌唱する姿が捉えられている。透き通る歌声と、歌詞世界と美しいメロディーは、明日の活力になるような光り輝く1曲となっている。
また上白石さんは、劇中でカバー曲の歌唱にも挑戦。原田真二の「タイム・トラベル」、松原みきの「真夜中のドア~stay with me」、「Creepy Nuts」の「堕天」、「SUPER BUTTER DOG」の「サヨナラCOLOR」の計4曲を歌い上げる。
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上白石さんは「今まで自分では挑んでこなかったようなジャンルの楽曲に、たくさん挑戦させて頂きました。とりわけ、Creepy Nutsさんの『堕天』は自分の中でも新境地でしたが、飛び込んでみるとすごく楽しかったです。練習する際に、英子としてのライブ上でのステージングも合わせて研究することで、楽曲への理解度が徐々に深まっていきました。どの曲も、この作品ならではのパリピテイストなアレンジなので、そちらも合わせて楽しみにして頂けるとうれしいです」とメッセージを寄せている。
なお、英子が歌う劇中曲のアルバムは、11月1日(水)にリリースされる。
「パリピ孔明」は9月27日より毎週水曜日22時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。