「JO1」白岩瑠姫が劇映画初出演にして、久間田琳加と初主演を飾る『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』。この度、絵を描くことを何よりも愛し、自由奔放な性格の青磁をとらえた場面写真が解禁となった。
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今回新たに解禁されたのは、白岩さん演じる青磁のクールで鋭い視線を捉えたものや、屋上で絵画用のキャンバスを器用に組み立てる姿、自身が描こうとする被写体との距離感を掴もうと色鮮やかな絵の具の付いた筆を眼前にかざす様子。
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そして芝生に寝転がりながら両指でフレームを作り、中空に広がる空を切り取ろうとする様子を収めた計4点の場面写真。いずれも青磁の多面的なキャラクターを捉えた象徴的なカットだ。
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白岩さん演じる青磁は、先日解禁された予告編の冒頭でもいきなり「お前のことが大嫌い」と久間田さん演じる茜に言ってしまうような、自由奔放な性格の持ち主。絵を描くことを何よりも愛し、その銀髪も相まって学校でも目立つ存在で、青磁がいるところには自然に人が集まってくる人気者。しかし、そのキャラクターはどこか人知れぬ翳りを帯びてもいる。
一方で、本心を隠して生きる茜の悩みを受け止め、心の扉を押し開けるような力強さもありながら、その佇まいはまるで夜明けに差すひと筋の光のような儚さがある。
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そんな青磁役を見事に演じ切った白岩さんは、劇映画への出演は本作が初めて。W主演として出演する久間田さんとも今回が初共演。初めてづくしのことが多い現場ではあったが、酒井麻衣監督のアドバイスに素直に耳を傾け、撮影中は久間田さんや共演者、スタッフと積極的にコミュニケーションを取るなど「座長」のひとりとしてしっかりと振る舞い、共演陣やスタッフと「いい関係を築くことができたと思います」と述懐するなど、手ごたえのある撮影期間を過ごしたよう。
青磁役を演じるにあたり白岩さんは、自身が所属するグローバルボーイズグループ「JO1」のメンバーとしての活動が多忙を極める中、青磁が得意な「絵画」における様々な所作を身に着けるため、絵画道具一式を持ち帰り、寝る間も惜しんで猛特訓したそう。
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自身も「酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています」と語るように、クランクイン前の準備期間、そしてクランクイン後の撮休日でさえも酒井監督ともにリハーサルに熱心に取り組むなど、真摯なアプローチを続けていたという。
そんなたゆまぬ努力で白岩さんが見事に演じ切った青磁。儚くも、力強く、そして人知れぬ“痛み”や“翳り”を携えた魅力的なキャラクターは、スクリーンにどのように映し出されているのか。そして久間田さん演じる茜との関係は、どのように彩られていくのか、期待が高まる。
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は9月1日(金)より全国にて公開。