ディズニー&ピクサーの最新作『マイ・エレメント』の日本版お披露目イベントが7月4日、都内で行われ、日本語吹き替え声優を担当する川口春奈と「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が出席した。
“もしもの世界”を描いてきたディズニー&ピクサーが贈る本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界の物語。川口さんが、家族思いでアツくなりやすい“火”の女の子<エンバー>を、玉森さんが、涙もろくて心優しいもうひとりの主人公“水”の青年<ウェイド>をそれぞれ演じる。ともに、US本社のオーディションを経て、ピクサー作品の声優という大役を射止めている。
まず、会場となった東京・TOHOシネマズ六本木の大階段に設置されたカラフルな“マイエレ”カーペットに登場した川口さんと玉森さん。役柄のイメージカラーにちなんだ衣装に身を包み、「初めて(のアフレコ挑戦)がディズニー&ピクサー作品というのが、ありがたいですし、幸せ。一歩を踏み出す勇気を伝えてくれる優しい映画」(川口さん)、「映像もストーリーもとても素敵なので、二度、三度と早く観ていただきたい」(玉森さん)と映画の公開を待ち望むファンにメッセージを送った。
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その後、同劇場スクリーン7で舞台挨拶に立った川口さんは「まさか、私がピクサーの世界に仲間入りできる喜びと、普段とはまったく異なる仕事だという不安。うれしさと楽しみ、ワクワクと、いろんな感情が湧いた」としみじみ。初のアフレコについては「何から何まで想像していたものと違った。新しいチャレンジで、大変さと難しさを感じながら、目まぐるしい濃い時間でした」と達成感を示していた。
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「ディズニー&ピクサーのファン」と語る玉森さんは、その分「俺、大丈夫かって、務まるかなという不安やプレッシャーがあった」と明かし、「全力で魂を込めて、声を入れさせていただいた」と誇らしげ。また、ウェイドの優しさについては「人によって、優しさって少しずつ違うと思います。見守ったり、しっかり話を聞いてあげたり。この人ならこうして欲しいんだろうなと考えることを、心掛けている」と話していた。
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イベントには、どんな困難も風で吹き飛ばす強さを持ったウェイドの上司で、物語のカギを握る“風”のエレメント<ゲイル>役のMEGUMIが同席した。
『マイ・エレメント』は8月4日(金)より全国にて公開。『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く短編アニメーション『カールじいさんのデート』が同時上映される。
<『マイ・エレメント』あらすじ>
火、水、土、風のエレメントたちが暮らすエレメント・シティ。父の商店を継ぐ夢に向かって頑張っていた火の女の子エンバーは、ある日偶然、自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドと出会う。初めて世界の広さに触れ、新たな可能性や本当にやりたいことについて考え始めるエンバーだったが、エレメント・シティには「違うエレメントとは関わらない」というルールがあった。エンバーとウェイドの出会いが、エレメント・シティにもたらす化学反応とは? 監督を務めたのは、『アーロと少年』のピーター・ソーン。第76回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った。