2023年2月に本国で公開され男女のリアルな本音を描き共感を呼んだ韓国映画『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』が、8月11日(金)より日本公開が決定。併せてポスタービジュアルと予告編も一挙解禁された。
美大で出会い、親友から恋人になったジュノ(イ・ドンフィ)とアヨン(チョン・ウンチェ)は人生の大部分を共に過ごしてきた。周りから見れば2人の関係が次の段階に進むのは時間の問題だった。
だが、30代を迎え公務員浪人生のジュノを支えるため、有望視されていた美術の道を諦め不動産会社に就職して生計を担うアヨンは、試験勉強もろくにせずバイトや遊びに明け暮れるジュノの怠慢さに我慢の限界となり、その場の勢いで2人はケンカ別れをしてしまう。
お互いを忘れるべく、アヨンは自分のキャリアを追求し、ジュノは友人のもとで働き始める中、それぞれに新たな出会いが訪れるが…。
主演を務めたのは、『エクストリーム・ジョブ』や『幼い依頼人』、ドラマ「カジノ」など、個性豊かな演技でジャンルを問わず圧倒的な存在感を放ち、今年でデビュー10年目を迎えるイ・ドンフィ。私生活と恋愛の両方に怠慢な公務員浪人生のジュノ役を担い、持ち前のコミカルな演技でどこか憎めない、ダメ男ぶりを見事体現する。
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そんな恋人ジュノを支えるために美術の道を諦め、就職して生計を担うアヨン役には、『へウォンの恋愛日記』『自由が丘で』とホン・サンス監督作品でもお馴染み、「Pachinko パチンコ」や「アンナ」にも出演し品格と優雅さを持ち合わせた雰囲気が魅力的なチョン・ウンチェ。夢と現実、愛と別れの間で葛藤する30代女性の心理を繊細に表現した。
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監督は、短編映画を中心に独特なスタイルと才能溢れる演出力で国内外有数の映画祭に招待され実績を積み上げてきた新人監督ヒョン・スル。その長編デビュー作となる本作は、数年前に構想した“1人の男が元カノにタブレットを返しに行って起きた”話を描いた短編作品を基に、監督自身の実体験なども肉付けして長編として完成。
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リアルなエピソードと味わい深いセリフ、映像美に実力派俳優たちの熱演が加わり、恋と別れを経験した大人のラブストーリーが誕生した。
併せて解禁されたポスタービジュアルでは、男女の交錯した視線とその間に配置されたコピー「愛と別れが交差する瞬間」が配され、この2人が辿る愛と別れの行く末に好奇心をかき立てるビジュアルとなった。
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さらに予告編では、「私たちいつ別れた?」「1年ぐらい前?」と衝撃的なセリフで始まり、「君が別れようと言わせた」「あなたの口で言ったのよ」と不本意なケンカ別れの後に残る感情と男女のリアルな本音まで。果たして、愛する人が知らない人になるまでに必要な時間とは――? 観る者の感情を刺激する予告編となっている。
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『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』は8月11日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。