ディズニーがピクサーの28本目の長編アニメーションとなる『Elio(原題)』の予告編を公開した。また、声優キャストにジャミーラ・ジャミルとブラッド・ギャレットが加わったことも発表した。
本作の監督は『リメンバー・ミー』の共同監督と脚本を担当したエイドリアン・モリーナ。主人公は負け犬の少年エリオ(ヨナス・ギブレアブ)。予告編ではエリオが突然宇宙に移送されてしまい、銀河の代表者が集まる組織に招かれる様子が描かれている。
地球を代表する大使と間違えられてしまったエリオ。一度は「違う」と否定するも、「じゃあ記憶を消そう」と言われて思い直し、「待って。ぼくは地球のリーダーです!」と宣言する。大使として受け入れられたエリオは、エキセントリックな宇宙人たちと新たな絆を築き、数々の困難な試練を乗り越えることで本当の自分の姿を見つけるという。
「お住まいの世界の名前は?」と聞かれたエリオが「あー、アース(地球)?」と答えると、「あーアース」という名前のまま話が進んでいってしまったり、「生まれた時にママを食べちゃった」という宇宙人と出会うなど、予告編だけでも笑える見どころが盛りだくさん。
映画ファンからは「(27本目の)『マイ・エレメント』もとても楽しみだけれど、この作品もまたキュートでオリジナリティにあふれていていいね」「とにかくかわいい」と好評だ。
『Elio』は2024年3月1日全米公開予定。