映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』に、ドラマシリーズでお馴染みのキャストが一斉カムバックを果たすことが決定。本編映像も初公開された。
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ドラマから引き続き、スクリーンに登場するのは、安藤サクラ演じる坂間正和(岡田将生)の嫁で、結婚を機に退職し、現在は2児の母で、坂間酒造の経理として家族を支える茜。仲野太賀演じる正和が勤めていた食品会社の後輩で、現在は店長兼エリアマネージャーだが、超マイペースなゆとりモンスター・山岸ひろむ。吉田鋼太郎演じる道上まりぶ(柳楽優弥)の父親であり、フリーカウンセラーの傍ら、レンタルおじさんとして老若男女の相談に乗る麻生厳。
さらに、妹・ゆとり(島崎遥香)、母・和代(中田喜子)、兄・宗貴(高橋洋)、宗貴の嫁・みどり(青木さやか)と、坂間一家も続投。
吉岡里帆演じる山路一豊(松坂桃李)のクラスで教育実習生だった元カノ(!?)の佐倉悦子も登場。ドラマで男性陣をかき回した“佐倉悦子の乱”がスクリーンでも再び…。
合わせて、本編映像初解禁となる特報映像も到着。かつて勝手に“ゆとり世代”と名付けられた彼らも30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされていた。コンプライアンス問題、子どもの将来なりたい職業としても上位にランクインするYoutuber、新しいビジネスツールとして定着しつつあるリモート会議といった働き方改革などに奮闘する正和、山路、まりぶの姿が映し出される。
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また、外国の人々と交流をしている場面も描かれ、まさにインターナショナルな部分も垣間見える。一方、血まみれ&包帯姿の正和や、子どもたちの下敷きになる山路、仮面をつけて中国語を話すまりぶなど、一体彼らに何が起こったのか気になるシーンも登場している。
▼キャストコメント
安藤サクラ
最初の撮影から約7年。茜ちゃんも私も母になりました。
こうやって共に歳を重ねながら演じていると、みんな役柄とはいえ、たまに会う
親戚のような存在になってきました。だからまた彼女に会うことができて、
あの三人に会うことができて嬉しかったです。スタッフの皆さんとも再会し、
水田監督のもと大切な友達とまたお芝居ができて、胸がいっぱいになりました。
この3人が集まれば間違いない、最強の3人組です。ぜひ映画館でご覧ください!
仲野太賀
「ゆとりですがなにか」という作品には思い入れしかありません。まさか映画化が決まって
水田組のスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと再会できるなんて。
本当に嬉しかったです。宮藤さんが書き下ろした脚本は、何がどうしてこうなった!?という
驚きの展開の連続。そしてなんて社会派なこと。なのになんでこんなに笑えるんだろう。
岡田さんをはじめとする先輩方の肩のぶん回しっぷりも最高です!!
驚くほどすんなりと山岸に戻れた自分にもビックリしています。
それはそれでどうなんだろう(笑)。はやく皆様に観ていただきたいです。お楽しみに!!
吉田鋼太郎
TV版を撮り終えてからもう随分経つわけですが、久しぶりに再会したゆとりチームは
全く久しぶりという感じがせず、一瞬であの頃に引き戻されました。勿論ゆとり達は
それなりに年を取り、あの頃よりも更にハードな人生に立ち向かっている訳ですが、
やはり相変わらずゆとりはゆとりで、むしろ年を取った分ゆとりさ加減に
磨きがかかってきたと言うか、ポンコツさと、愛おしさが増し増しになっているようです。
Z世代の台頭によりゆとりはもはや死語となった感はありますが、ゆとり世代は今確実に
社会で活躍の場を広げています。あの頃、ある揶揄と嘲笑を持って語られていたゆとり達は
今社会の中心に居るはずですが、それでもやっぱりゆとりはゆとりで、
ポンコツで愛しい奴らである事に変わりはないようです。
更にポンコツさと愛しさを身につけたゆとり達のゆとりぶり、どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。
『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。