全世界同時公開となった『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が、全世界で3億1,900万ドルを記録し、84のマーケットでNO.1を記録、日本でも約9.9億円と週末興行ランキングで1位のヒットスタートを切っている。本作で『ワイスピ』シリーズに初参加、最狂の敵・ダンテ役で話題を呼ぶジェイソン・モモアにフォーカスした特別映像が解禁となった。
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シリーズ最狂の敵・ダンテとは、シリーズ5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)でドム(ヴィン・ディーゼル)らファミリーたちが倒した麻薬王エルナン・レイエスの息子。父を殺したドムたちに10年もの間、復讐の炎を燃やし続け、満を持して本作に登場した。
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ダンテを演じたモモアは「大のバイク好きさ、車も大好き。“カーチェイスにローマをバイクで爆走?” 出るに決まってる」と出演のきっかけを笑みをこぼしながら説明。
10年ぶりの悪役を演じるにあたり、新たな要素を盛り込みたかったと語るモモアは自身の役柄を「ダンテは猟奇的な奴だ。俺の中のイメージは“クジャク”」と語る。
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そんなモモアのことを共演したキャストは口々に絶賛! ヴィン・ディーゼルは「ジェイソン演じるダンテはキョーレツで『ワイスピ』に見事にハマってる」とコメントする。
さらに、『ワイスピ』ファンであったというモモアが撮影現場でドムの愛車ダッジ・チャージャーに興奮する映像もあり、最後は「『ワイスピ』は大衆文化だ。その一翼を担えてうれしい」という愛のこもった発言で締めくくられる。
そんな魅力的な悪役であるダンテだが、ルイ・ルテリエ監督は最も優れたヴィランとは、観る者が恋に落ちるようなヴィランだと言う。「ダンテはとてもユーモアがあり、みんなを油断させる。ドムは自分の前に強い敵が現れることには慣れている。だが目の前にいるのは、つかみどころのない狡猾な自分のファンだ。ドムのことを崇拝するほど大好きで、彼の次の一手をすべて把握している。そこが恐ろしいところなんだ」と解説。
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さらに際立っているのはその性格だけではない。「パステルカラーのサファイアのネックレスからヒントを得て、ダンテの穏やかな面をつくった」とモモアは説明。さらに「父親の有能な人物像と対比させて、これらのパステルカラーにダンテを投影したいと思った。彼を感じの良い、人を誘うような見た目にしたかった」と目を見張るような鮮やかな衣装の数々についても言及。
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また、ルテリエ監督は、ダンテとモモアには似ているところがたくさんあると続ける。映像でも触れているように「正直に言うと、ジェイソンとダンテの唯一の違いは残忍性があるかどうかだ」と語り、「ジェイソンは(ダンテのように)車やバイクに合うネイルカラーを選ぶと思う。彼は素晴らしいバイク乗りであり、スタントマンでもある。そしてほぼすべてのスタントシーンを自分でやり遂げた」と明かす。
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「彼は格闘し、飛び跳ね、車やバイクを乗り回しただけでなく、自分のセリフも書き換えてより臨場感を出した。本当に見事だった」と撮影をふり返りつつ、多くのスタントシーンを自ら演じ切ったモモアに称賛を送っている。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は全国にて公開中。