誕生日プレゼントが“子豚”だった少女に巻き起こる騒動を描く、オランダのパペットアニメーション映画『愛しのクノール』のキー・ビジュアル・ポスターが公開された。
まもなく9歳になる少女バブスは、誕生日プレゼントに欲しかった仔犬のかわりに、祖父から子豚をプレゼントされる。最初は不満だったバブスだが、子豚にクノールと名付け、一緒に過ごすうちに、かけがえのない存在になっていく。しかし、祖父が子豚をプレゼントした理由には、恐ろしい秘密が隠されていた――。
本作は、2022年の第72回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア、日本では第1回新潟国際アニメーション映画祭のコンペ部門で上映。監督は“出会い”と“家族愛”の大切さを再認識して欲しいと語っており、少女バブスとクノールが農場で初めて出会うシーンは見せ場のひとつ。少女とクノールにいつしか深い絆が生まれるが、おじいちゃんの企みによって話はとんでもない方向に進んでいく。
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今回公開されたキービジュアルは、バブスが子豚をプレゼントされ、ビックリ仰天する模様が写し出されている。また、クノールのアップで構成されたアナザー・ビジュアルのポスターも完成した。
日本語吹き替え版には、ガールズバンド「SILENT SIREN」メンバー3人が主人公の少女とその母親、肉屋のお客さんを担当。そして、おじいちゃん役に泉谷しげる、気弱な父親にはユージが名を連ね、友人役には新人の知念明希保が抜擢された。ほかにも、杉田智和や森本73子といった実力派声優陣が参加している。
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『愛しのクノール』日本語吹替版は7月7日(金)よりT・ジョイPRINCE品川ほかT・ジョイおよびイオンシネマ系にて公開。日本語字幕版は7月8日(土)よりユーロスペース(渋谷)ほか順次公開。