カンヌ国際映画祭「ある視点」部門では特別に設けられた“審査員の心を射抜いた”という意味のクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を受賞した『Rodeoロデオ』。この度、本予告編とともに、新鋭ローラ・キヴォロン監督と共同脚本で出演者のアントニア・ブルジのメッセージ動画も到着した。
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バイクを愛する女性が男性中心のコミュニティの中で自身の居場所を見いだしていく姿を鮮烈に活写した本作。
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今回解禁となった本予告では、主人公ジュリア(ジュリー・ルドリュー)がバイクにまたがるなり指を突き立て走り去る冒頭から、アクロバティックなバイクを操る「クロスビトゥーム」の集団に混じり、バイクを飛ばす疾走感溢れるカットが連続。叫びながら走る彼女の行く末が気になる映像となった。
そしてキヴォロン監督、共同脚本で出演者でもあるブルジのメッセージ動画も到着、「ジュリアには私が託したメッセージが詰まっています」(キヴォロン監督)、「この作品を愛してください」(ブルジ)と語る2人の姿が収められている。
なお、各分野で活躍する女性たちからのコメントも到着。「主人公が走り始めた瞬間に自由が弾ける。私にもわかる、その瞬間」と俳優・渡辺真紀子は語り、立田敦子(映画ジャーナリスト)は「間違いなくポスト#MeToo時代に登場した最も重要な作品のひとつ」と評している。
『Rodeoロデオ』は6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺にて、6月3日(土)よりK’s cinemaほか全国にて順次公開。