フランスのドラマチック・キッチン・コメディ『ウィ、シェフ!』より本編映像が解禁された。
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本作は、実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンをモデルに物語を構築した、料理が人と人を繋ぐヒューマンコメディ。シェフのカティをオドレイ・ラミーが演じ、支援施設からスカウトされた移民の少年たち40名が出演する。
この度解禁された本編映像では、一流レストランのスーシェフとして働く主人公カティの調理風景が切り取られている。カティ自ら考案した前菜「ビーツのパイプオルガン」に、オーナーシェフからレシピ変更を求められたにもかかわらず、自分のレシピのままで提供したことがバレてレストランを去るシーン。カティの確かな腕と、強気で頑固な一面が垣間見える。
この撮影場所は、パリ8区に実在する一つ星レストラン「アピシウス」。カティ役のオドレイ・ラミーがシェフ役をマスターするにあたって数か月特訓を受けた場所でもある。カティの作る「ビーツのパイプオルガン」はここのシェフ、マチュー・パコーが考案したもの。
ちなみに、マチューの父親はパリの三つ星レストラン「ランブロワジー」の料理長で、そこはTBSドラマ「グランメゾン東京」の最初に木村拓哉と鈴木京香の面接シーンで出てくるお店としても有名だ。
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また本作は「料理」と「移民問題」に正面から取り組み、エンターテインメントに昇華させていることで有識者および料理業界からの評判も高く、多くの絶賛の声が上がっている。
『ウィ、シェフ!』は5月5日(金・祝)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。