『THE WITCH/魔女 ―増殖―』より雄大な自然の中で撮影された本編映像が解禁された。
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本作は、『THE WITCH/魔女』の続編で、「魔女ユニバース」の幕開けを告げるサイキック・アクション大作。前作と同じ世界観を共有しているが、名もなき少女が新たな主人公として登場し、前作主演のキム・ダミも出演することが分かっている。
この度解禁された本編映像は、大雪に見舞われた氷点下の済州島で、シン・シア演じる少女が、真っ白な雪の上を血まみれの姿で彷徨うシーン。
少女がたった一人、雄大なロケーションのもとゆっくりと歩みを進めるこの印象的なシーンは、遺伝子操作によって<魔女>を生み出す秘密研究所アークから、初めて外に足を踏み出した少女が彷徨う映画冒頭。感情を読み取ることのできない少女の表情が、鳥のさえずりや、新雪を踏む足音、水・風の音などの環境音と相まって、どこか不気味な雰囲気を漂わせている。
子どものような純粋さと破壊的な力を併せ持つ、危険で繊細な少女の精神を表現したシン・シア渾身の演技も見逃せない。
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本作の全ての撮影は済州島で行われたが、済州島特有の変わりやすい天候により、本シーンのロケ地となった済州石文化公園はその日、60年ぶりの大雪に見舞われた。
この美しく神秘的な風景を映像に取り込むべく、スタッフは大量のカイロやブランケットなど防寒グッズを常備し、撮影に挑んだという。
本作で映画初主演を務めたシン・シアは、氷点下の中、薄着に裸足という姿で少女を演じ切った。スタッフの努力、そしてシン・シアの演技への情熱によって、予期せぬ状況下の中でとらえられた、奇跡的なシーンとなっている。
『THE WITCH/魔女 ―増殖―』は5月26日(金)より全国にて公開。