広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』の主題歌「ときめきpart1」が初披露となる予告編と、ポスタービジュアルが公開。
>>『水は海に向かって流れる』あらすじ&キャストはこちらから
主題歌「ときめきpart1」は、「スピッツ」が本作のために書き下ろした楽曲で、広瀬さんとのタッグは連続テレビ小説「なつぞら」を含め、実に4度目となる。草野マサムネは「世の中ポジティブシンキングだけでは乗り切れないよなぁ、そんなことを考えさせられる、心に残るというより“心に引っかかる”お話です。それでもやっぱり障壁を乗り越えて、出会いの『ときめき』を大事にしたい。なのであえてポジティブな曲を作ってみました」とコメント。

広瀬さんは「映画を観たすぐ後でしたので、榊さんの気持ちと曲がとてもリンクしました。大人なんだけど大人じゃない。子供なんだけど子供でもない。絶妙なポジションにいる榊さんの中の、からまった糸がほぐれていくような印象を受けました。榊さんへ『もっとフラットに生きていいんだよ』と言って頂いているようでした」と楽曲の印象を明かしている。
映像では、広瀬さん演じる榊さんと、榊さんに淡い想いを寄せる高校生・直達(大西利空)が、カレーを頬張る食卓の風景からスタート。
進学のために叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった直達だったが、そこはまさかのシェアハウスで、茂道(通称:ニゲミチ先生)、女装の占い師・泉谷(戸塚純貴)、大学教授の成瀬(生瀬勝久)、そしていつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う榊さんという個性的なメンバーが暮らしていた。さらに、直達の同級生で泉谷の妹・楓(當真あみ)も混ざる。
いつもクールな榊さんに直達は「彼氏とかいるんですか?」と直球の質問を投げかけるが、「私、恋愛しないので」ときっぱり。成瀬の「16歳のまま時間が止まってる」や、榊さんの「恋愛はいつか終わるんだよ」という意味深な一言もあり、彼女の笑わなくなった理由、恋愛を止めてしまった理由が気になる映像となっている。

ポスタービジュアルは、榊さんの予告編でのクールな面とは対照的に、儚げで柔らかな表情が切り取られた。榊さんと彼女を憧れのまなざしで見つめる直達との2ショット、ふたりを取り巻くシェアハウスの面々が家族写真のように写る1枚は、個性的でユーモアあふれるキャラクターたちとのやり取りにも期待が膨らむビジュアルとなっている。
なお、3月17日(金)よりインターネットで座席予約ができる前売り券ムビチケカードが発売。数量限定でビジュアルを使用したオリジナルクリアファイルも付いてくる。
『水は海に向かって流れる』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。