『ハンガー・ゲーム2』『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』のジョアンナ・メイソン役で知られるジェナ・マローンが、同シリーズの撮影中に性的暴行を受けたことを明かした。
インスタグラムに、『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の撮影後にフランスの田園地方で撮ったという写真を掲載し、「この時のパリでは、ひどい別れを経験したり、一緒に仕事をした人から性的暴行を受けたりとすごくつらいことがありました。それでもこのプロジェクト、親しくなった人たち、私が演じられた素晴らしい役には感謝の気持ちでいっぱいでした」と当時をふり返ったジェナ。現在、「様々な感情が渦巻いている」といい、その感情の整理の仕方を学んでいる最中だという。
ジェナはジョアンナ役を演じていた時はこのようなつらい経験をしたというものの、暴力を振るった相手や被害を受けた自分との折り合いをつけられるよう、努力してきたとつづっている。
ジョアンナ役を演じてジェナが感じた喜びと達成感を「取り戻す準備はできている」と語る。性的暴行の被害者(サバイバー)に愛を送り、「このプロセスはとてもゆっくりで、まっすぐ進むものでもありません」とし、焦りは禁物だと説いた。自分の経験について話したい人や安心して聞いてほしいという人たちに対し、「私はここにいます」「DMしてください」と呼びかけている。