パリのシンボル、エッフェル塔の設計者をロマン・デュリスが演じる映画『エッフェル塔~創造者の愛~』から、今回初めてフランス映画に挑戦するエマ・マッキーの新規場面写真が解禁となった。
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本作は、フランス・パリにある誰もが知る世界遺産エッフェル塔の完成に挑戦したギュスターヴ・エッフェルが成功を掴む影で、ある女性への秘た想いを情熱的かつ大胆に創作したヒューマン・ラブストーリー。
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ギュスターヴと情熱的な恋愛に身を投じるヒロイン・アドリエンヌを演じたのが、イギリス発のNetflixドラマ「セックス・エデュケーション」でメイヴ・ワイリー役を演じてブレイクしたエマ・マッキー。物語を牽引する大胆にして繊細なキャラクターはドラマの人気の一因となり、第4シリーズの製作が開始するほどの大ヒット作となっている。
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また、次に彼女が注目を集めたのは、映画『ナイル殺人事件』で演じた事件の鍵を握るジャクリーン役。「ミステリーの女王」アガサ・クリスティが生み出した名探偵ポワロシリーズをケネス・ブラナーが監督・主演を務めた映画化シリーズ第2弾で、事件を追うごとに謎を深めていく複雑なキャラクターと深紅のドレスを身にまとった美しい姿が話題となった。
今回『エッフェル塔~創造者の愛~』では、自身のルーツの1つである“フランス”映画へ初出演。主演のロマン・デュリスは「彼女にアドリエンヌ役をオファーしたのは天才的なアイデアだった」と絶賛を送り、「エマはすべてを備えた演技をする。身体を使う場面もエネルギッシュで楽しげに、自信をもってこなす。ドラマチックなシーンで純粋な感情を伝えるときと同じようにね。共演した一つ一つのシーンを二人で助け合いながら演じたよ」と撮影をふり返る。
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また、キャスティングも担当した製作のヴァネッサ・ファン・ザイレンは「セックス・エデュケーション」を視聴していた時のエピソードを交え、「ドラマの第1話を見ていたときに、ピンときたんです。たった今アドリエンヌ役を見つけた、エマ・マッキー!って。私には、未来のメリル・ストリープが見えたんです」と明かす。
「彼女がフランス語を話せることもわかったので、彼女のエージェントを調べました。監督のマルタン(・ブルブロン)に話したところ、彼も賛成してくれて、24時間後には二人でロンドン行の電車に乗っていました」とコメントする。
そして、そのブルブロン監督は「この映画で重要なものの大半は、エマが演じるアドリエンヌの反応力にかかっているんだ。彼女の決断が、彼女のいくつかの行動とともに、物語を導いていく。アドリエンヌの背後には塔があり、逆もまた然りだ。エマがそんなアドリエンヌを、元気さと優雅さをもって完璧に演じてくれている」と彼女に全幅の信頼を寄せていたことを教えてくれた。
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今後、エマはマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノンなど人気俳優とともに名を連ねる実写版『Barbie』(原題/2023)や、名著「嵐が丘」の作者エミリー・ブロンテの伝記映画『Emily』(原題/公開日未定)で初主演を飾るなど、大きな作品が続々と決まっている。快進撃を続ける彼女の魅力が、本作には詰まっているといえそうだ。
『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国にて公開。