2022年映画世界No.1、全世界歴代興行収入第7位と、世界中で話題を席巻している『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』よりメイキング映像が解禁。驚きの撮影方法の裏側が明かされている。
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2022年12月16日に満を持して全世界公開され、世界中で大ヒットを記録している本作。人類史上最高の映像美でエモーショナルに描かれる、美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動のドラマが描かれる。
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そしてこの度、本作の壮大な世界観の秘密に迫る、メイキング映像が公開された。世界最高峰の映像技術を駆使し、豪華キャスト陣が、如何にドラマチックな物語を紡いでいったのかが、遂に明らかとなった。
「パフォーマンスキャプチャは演技全体を捉える。俳優が生み出した動き、感情、表情など全てをね」と語るジェームズ・キャメロン監督。役者たちがマーカーやスーツを付け演技をする撮影裏が公開され、ナヴィの姿の中に、確かに役者が存在することを実感することができる。
「アバター」シリーズに初めて参加した若手俳優らは、「ピンポン玉みたいなボールが全身に付いている。それらを通して俳優の動きがCG化される」(ネテヤム役:ジェームズ・フラッターズ)、「光学式の小型カメラが動きを読み取りCGを作り出すんだ」(ロアク役:ブリテン・ダルトン)と語っており、ジェイクとその家族たちの数奇な運命と、彼らの絆を丁寧に描き切るために、表情、感情までをリアルに表現したことが明かされている。
さらに製作陣が描こうとしたのは、前作の主人公ジェイク・サリーとネイティリの子どもたちが体験する“葛藤”と“成長”。環境の変化に葛藤するティーンエイジャーならではの苦悩を描きつつ、新たな場所での出会いや初めての経験を経て学んでいく彼らの成長の過程が描かれている。
映像では、73歳のシガニー・ウィーバーが14歳のキリを演じるお茶目な姿が垣間見えるが、シガニーは「CG技術が14歳の私を引き出し役づくりを助けてくれた。経験したことのない役柄だったけど少女に戻れて楽しかった」と、最新のCG技術を絶賛。プロデューサーのジョン・ランドーが「続編において大きく進歩した技術はフェイシャルキャプチャだ。前作よりも正確に演技を捉えられる」と語るように、本作ではキャスト一人一人の渾身の演技がそのまま映像に反映されている。
キャストの繊細な演技をとらえる映像技術によって、家族の愛と絆の物語と、新たに紡がれたティーンエイジャーの物語が生み出されたことが分かるメイキング映像となっている。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。