ソン・ガンホとイ・ビョンホンが豪華共演したフライトパニック大作『非常宣言』より本編映像と場面写真が解禁された。
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年明け1月6日に公開され、週末興行・動員ランキング【第8位】を獲得、初週からヒット・スタートを切った本作。三連休の上映回では、各地の主要劇場で満席が続出し、SNSでも絶賛のコメントが相次いでいる。
この度解禁されたのは、バイオテロが起きた飛行機の乗客が究極の選択を迫られる重要シーンの本編映像。感染者を乗せたKI501便の着陸に際して「反対派」「賛成派」それぞれのデモが行われている。地上で繰り広げられているその騒動は、大々的に報じられ、上空に取り残された乗客の元にも届いていた。
さらに、画面に映し出された映像には、バスに乗った乗客の家族の姿が。その光景を目にした乗客たちも“自分たちは着陸すべきか否か”と議論が巻き起こる。その間にもウイルスは猛威をふるい、機内ではさらに刻一刻と感染が広がっていく…。自分の命か、はたまた愛する人の命か。果たして乗客たちの“選択”とは…?
本作の撮影について緻密な準備を行なったというハン・ジェリム監督。中でもかなり力を注いだというコンテの作成に関して監督は「今回、すべての撮影が100%コンテ通りに行われ、カット、画角、感情、小物、衣装などすべてが本物に見えるように、完璧を目指しました。そのためには繊細かつ精密なコンテを作ることが不可欠で、そのコンテが完成した段階で、私たちスタッフはすでに映画を半分撮ったような心境でした。コンテという正確なガイドを事前に準備できたことで、現場では無駄なく撮影を進めることができました」と語っている。
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さらに、本作に登場する俳優たちについて、彼らの演技のリアルさを追求するため、乗客を演じる俳優たちのオーディションを5回に渡って行いながら、ひとりひとりのイメージや演技のトーンなどについて、十分に準備期間を設けたそう。「災害に対抗する人物たちの様々な感情を、映画の中に最大限に盛り込み、観客にこの状況を体感してもらいたかった」という、臨場感を徹底的に追求する監督の想いと熱意も感じ取ることのできる本編映像となっている。
『非常宣言』は全国にて公開中。
¥12,980
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