吉高由里子と北村匠海が共演、恋愛ドラマの名手・大石静脚本によるピュアラブストーリー「星降る夜に」の挿入歌を、韓国発・次世代グローバルグループ「NCT」のドヨンが担当することが決定。コメントが到着した。
のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)。命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく。
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その挿入歌を担当するのは、「NCT」のメンバーとして活躍するドヨン。今回、日本のドラマの挿入歌を初めて担当し、「星降る夜に」の世界と見事にシンクロしたラブソング「Cry」を日本語でしっとりと歌い上げ、国境を越えてドラマにこの上ない美しさと癒しをもたらす。
ドヨンは抜群のパフォーマンスと表現力、ハイセンスな楽曲が光る「NCT 127」や「NCT U」のメンバーとして活動する一方、ソロでも「リッチマン」や自身の主演ドラマ「深夜カフェ」のほか、「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」「ユミの細胞たち」「サウンドトラック#1」など、数々の韓国ドラマのOST(Original Sound Track)を担当。NCTの中でも切ない歌声と表現力で、人々を魅了してきた。
そんなドヨンが歌う挿入歌「Cry」は、穏やかで流麗なピアノ旋律と、ヴァイオリ ン・ヴィオラ・チェロが織りなすストリングスが調和、力強くも感傷的なドヨンのボーカルが運命的に引かれていく想いを表現した歌詞に深みを与えるバラードナンバー。星空の下でピュアな愛を歌うドヨンの、そっと寄り添うような温かみと透明感に満ちた歌唱が堪能できる。
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この珠玉のラブソングに、ドヨン自身も心を揺さぶられたそうで「歌詞にある『泣き笑い』は僕個人としても、すごく共感できるシチュエーションですし、たくさんの方に届けたいラブソングになっています。歌い方も、その思いを表現できるようにいろいろと工夫しました」と、真摯な思いをコメント。
「曲がすごく素敵」という「Cry」が「ドラマに彩りを添えられるように一生懸命レコーディングに臨みました。この曲が自分の曲になったことが、とてもうれしいです」と言い、「実は、『NCT』のメンバーにはまだ、『星降る夜に』の挿入歌を担当することを伝えてないんです。完成したときに伝えようと思っています(笑)」と明かした。
日本語の発音にも徹底的にこだわるなど、長い時間をかけてレコーディングに臨んだというドヨン。「美しいメロディーに、歌詞も詩のようで、ドラマの内容が気になる歌詞だと思います」と語り、「週に1回、皆さんの癒しになったらいいな、と思っています」と声を弾ませていた。
「星降る夜に」は1月17日より毎週火曜21時~テレビ朝日系にて放送。