第80回ゴールデングローブ賞で主要部門を含む、最多7部門8ノミネートし賞レースを席巻するマーティン・マクドナー監督最新作『イニシェリン島の精霊』よりキャスト、スタッフのコメントが到着。さらに本ポスタービジュアルが解禁された。
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本作は、2017年の映画賞を総なめにした傑作『スリー・ビルボード』から5年、マーティン・マクドナー監督の全世界待望の最新作。ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル/コメディ部門)をはじめ主要を含む最多ノミネートされるなど、アカデミー賞最有力候補作品として期待が高まっている話題作だ。
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『ロブスター』(15)以来、3度目のゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートとなったコリン・ファレルは「バンシーズ(精霊)に命を吹き込むことができたのは、チームワークの賜物であり大変な喜びです。こうして仲間一丸となって祝うことができ、家で見ているスタッフ全員を代表して祝福できるなんて、この上ない喜びです!ブレンダンと同じく“ハッピー・デイズ”。そしてゴールデングローブ賞に感謝します!」と想いを明かした。
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マクドナー監督が製作総指揮でもあった『ザ・ガード 西部の相棒』(11)以来3度目のノミネートとなったブレンダン・グリーソンは「正にセンセーショナルです!感謝と共にとても興奮しております。ゴールデングローブ賞ありがとうございます。マーティン(x2部門)、コリン、ケリー、バリー、カーター、そして『イニシェリン島の精霊』に関わったすべての人と、この素晴らしいニュースを分かちあえることを嬉しく思います。更に愛する息子ドーナルとも、このニュースを共有することができて2倍の幸せです。ハッピー・デイズ!」と喜びを爆発。
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助演女優賞で今回が初のノミネートとなったケリー・コンドンは「夢のような瞬間です。まさに夢が叶った瞬間です。ハリウッド外国人映画記者協会の皆様、本当にありがとうございます。この旅で最高の時を過ごしています」と噛み締め、マクドナー監督の『スリー・ビルボード』(17)以来、4度目のノミネートの音楽のカーター・バーウェルは「マーティン、コリン、ブレンダン、ケリー、バリーと共に、この類稀なる作品でノミネートされたことを大変光栄に思います。あらゆる意味で心強い限りです」と語っている。
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併せて新たにメインビジュアルが解禁。コリン演じるパードリック、ブレンダン演じるコルムの2人の親友の横顔が捉えられている。突然の絶縁をコルムから言い渡されて動揺するパードリックに対して、断固として理由を明かそうとしないコルムの険しげな表情の先に隠されたものとは一体…? 見つめ合っているようにも、すれ違っているようにも受け取れる、2人の友情の行方が気になるビジュアルとなっている。
才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスに震撼する、まさに“マクドナー印”の最新作。2023年1月10日(現地時間)に発表となるゴールデングローブ賞、今後の賞レースとともに引き続き注目したい。
『イニシェリン島の精霊』は2023年1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。