仏映画界の新鋭レア・ミシウス監督作『ファイブ・デビルズ』より、アートポスターが解禁された。
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本作は、『パリ13区』(ジャック・オディアール監督作)の脚本を手掛けるなど、フランスで最も注目される新鋭レア・ミシウス監督最新作。嗅覚に不思議な力をもつ少女とその母の、記憶と愛を巡る新感覚のタイムループスリラーだ。
この度、解禁されたのは一部劇場とWEBでの限定となるアートポスター6種。フランスの山々に囲まれた架空の村ファイブ・デビルズに住む“5人の悪魔”たちの姿が写され、それぞれのキャラクターたちの“心の声”が浮かび上がる。
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「生まれる前から私を愛してた?」「パパを愛したことは?」と“香り”の能力を持つヴィッキーは心に秘めた、大好きな母親・ジョアンヌへの疑問を覗かせる。
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青い舌を出し、おどろおどろしい姿のジョアンヌの同僚・ナディーヌの横には「私の人生を返して」と、いかにも意味ありげなメッセージが。
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さらに、「fxxk!!!!」の字が目に飛び込む、衝撃的なポスターがあれば、「今夜永遠がはじまる」とジョアンヌとジュリアが見つめ合う美しいシーンが切り取られたものもあり、予想不可能な展開を連想させる本作の様々な表情を切り取っている。
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愛し合っているはずの夫婦の間に一体何があったのか。そして、ジョアンヌとジュリアの関係とは…? 見るものの予想を正面から打ち砕き、新感覚の映像世界に誘う本作の、独特の世界観を表現したポスターとなっている。
また、各界で活躍する著名人からの絶賛の声も続々と到着。作家の乙一氏は「子供の視点で綴られたこの映画は、まるで恐ろしい児童文学のようだ」とコメント。小説家の柚木麻子氏も「香りが時間とともに変化するように、物語のジャンルがどんどん切り替わっていく未知の映像体験」と、これまでにない新感覚の本作を称賛している。作家・翻訳家の松田青子氏からは「母という謎を探る少女の”旅”がたどり着く場所の柔らかさに歓喜した」と、レア・ミシウス監督が作り上げた唯一無二の物語に驚き、感動する声が寄せられた。
『ファイブ・デビルズ』は11月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。