数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコ原作の「ハリスおばさんパリへ行く」をアカデミー賞ノミネート女優レスリー・マンヴィル主演で映画化した『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、ドレスとスケッチの写真が解禁された。
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この度解禁されたのは、クリスチャン・ディオール自身がデザインしたドレスとそのドレスのスケッチを見比べられる写真7点。本作で衣装デザインを担当したのは、『眺めのいい部屋』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『クルエラ』で3度のアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したジェニー・ビーヴァン。ディオールが描いたデザイン画を基に見事に当時のデザインを再現した。
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ビーヴァンは「私たちは、正しい生地を必死で探し求めた。ディオールの服はかなり重いから、ディオールの重さがないとダメ。当時はセントラル・ヒーティングが普及していなかったから、生地は今より厚いものを使っていた。私たちは、写真から判断してちょうど良い色を出すために、生地をたくさん染めた」とその苦労を明かす。
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また製作のグザヴィエ・マーチャンドは彼女の仕事ぶりを称賛しつつ「僕たちは、ディオール社が貸し出した宝石類や帽子や靴を用いて、当時のディオールのルックを再現することに成功した」と自信を覗かせている。
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解禁された画像のドレスが登場するのは、本作でも大きな見どころとなっているメゾンディオールで開催されるファッションショーのシーン。次々とディオールのドレスがお披露目され、まるで魔法の世界にでもいるかのような幸せそうなハリスの表情をぜひ本編で確認してほしい。
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『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。