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「シー・ハルク:ザ・アトーニー」タチアナ・マスラニーの“リアル”を追求した役作りの秘密とは?

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」より主演のタチアナ・マスラニーからコメントが到着した。「本物の弁護士を直接インタビュー」「『キューティ・ブロンド』などリーガルコメディ映画を徹底リサーチ」するなど、役作りについて語った。

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「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(c) 2022 Marvel
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「シー・ハルク:ザ・アトーニー」より主演のタチアナ・マスラニーからコメントが到着した。「本物の弁護士を直接インタビュー」「『キューティ・ブロンド』などリーガルコメディ映画を徹底リサーチ」するなど、役作りについて語った。

正義感に溢れる弁護士ジェニファー・ウォルターズがある事故をきっかけに“ハルクのパワー”を得てしまったことから、<シー・ハルク>として活躍することになる本作。

主演のタチアナ・マスラニーは「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」で、主人公だけでなく複数のクローン役を見事に演じ分け、エミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞するなど、多彩な演技力に定評のある俳優だ。

そんな彼女は本作に挑むにあたって徹底した役作りを行っていたようで、「多方面からいろんなことを参考にした。私やジェニファーの年齢に近しい弁護士と話をした。彼らのキャリアや、どうやって今いる場所に到達したか、なぜ弁護士として働いているのかについてなどをね」と、本物の弁護士に直接取材を行っていたことを明かした。

劇中では、ジェニファーが弁護士として“法のパワー”をフル活用し、一癖ある依頼人たちを全力で救わんとする姿や、弁護士ならではの悩みを抱く様子などが描かれており、弁護士のリアルな心情を巧みに表現している。

さらに本編では、“完全にスイッチオフな”従兄のハルクとのコミカルなやりとりや、『ドクター・ストレンジ』などに登場した、生真面目な魔術師・ウォンとのまるでコントのようなユーモア溢れるシーンなど、ヒーローたちが生み出すコメディ要素にも注目が集まっている。

タチアナは、それらのシーンを表現する上で過去の名作を参考にしていたそう。「大好きな『キューティ・ブロンド』を観た。この作品のコメディ要素を参考にした。この作品でも、周りの人間は主人公を決めつけて判断しているけど、彼女はそれよりもずっと深みのある人だし、だからこそひたむきに努力する」と語り、主人公の“努力家な一面”がジェニファーとの共通点でもあると言及する。

『キューティ・ブロンド』は、ゴールデングローブ賞のコメディ/ミュージカル部門にもノミネートされたコメディ映画。主人公は、恋人と順風満帆なキャンパスライフを送っていたが、ある日突然“ブロンドの髪”という理由で振られてしまう。ひどく落ち込むも、「ただのブロンドじゃない!」と証明するため弁護士を目指すことを決意し、“仕事”と“恋愛”に全力で取り組んでいく。

本作でも、ジェニファーは“ハルクパワー”のせいで、以前から務めていた弁護士事務所をクビになってしまうも、「“弁護士”として人助けがしたい!」という熱い想いを胸に、“超人専門弁護士”として活躍するなど、〈自分にしかできないこと〉に前向きに取り組む姿が描かれている。

タチアナは「初めてこの脚本を読んだ時、この役のオーディションを絶対受けたいと思った。それは日常的な小さなことを扱っていたから。こんなヒーロードラマを夢見てきた」と、MCU<らしくない>ことこそが本作の魅力だと感じているようだ。

そんな徹底した役作りの上で演じられているタチアナのシー・ハルクについて、SNS上でも「“ハルクパワー”じゃなくて、“弁護士パワー”で解決していく姿が最高!」「ちょうど良いコメディ感が最高すぎ!」と話題となっている。仕事、恋愛、友人関係に奮闘するジェニファーの姿には、きっと誰もが共感し、勇気をもらえるはずだ。

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスにて独占配信中(全9話)。


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《シネマカフェ編集部》

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