『コロンバス』のコゴナダ監督最新作『アフター・ヤン』より、監督のインタビュー映像が到着。また、舞台となる住居の3DCG設定画も併せて解禁となった。
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本作の監督・脚本を手掛ける映像作家コゴナダ監督は、小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人。気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、AIと人、家族の温かな物語を、唯一無二の未来的な世界観で作り上げた。
この度解禁されたインタビュー映像で、監督は本作の原作との出会いや多様な撮影チームから映し出された、自身が望む社会の方向性などについて語っている。
なかでも劇中の建築については「映画において空間は常に重要だし、重視すべきもの」という考えのもと、「登場人物が動き回りお互いのことを見つめる」ことになる本作の舞台の大半を担う「フレミング家が暮らす空間にストーリーを語らせたかった」と熱弁。
「特徴的な空間」に仕上げるべく監督が選んだのは、「20世紀半ばの有名な開発業者でモダンな建築を残している」という<アイクラー・ホーム>。このモダンな建築をより本作の世界観へ落とし込むために改装を施した。
そんな監督のこだわりが詰まったフレミング家のセットの3DCG設定画も合わせて解禁。インタビューと合わせて本作の世界観を感じられるはずだ。
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さらに、インタビュー映像では長編デビュー作である前作『コロンバス』から続投のヘイリー・ルー・リチャードソンを「最高の仕事仲間だし大いに貢献してくれた。あの映画(『コロンバス』)が成功したのは彼女がいたからだ。彼女の存在感と演技のおかげだよ」と絶賛している。
なお、10月15日(土)に<【『アフター・ヤン』公開記念】『コロンバス』プレチケ上映>として池袋HUMAXシネマズで監督登壇(zoom)付きイベントが開催予定となっている。
『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。