コリン・ファース主演、トニ・コレットらの豪華共演で実録ドキュメンタリーをドラマ化したサスペンス「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」。配信開始を前に、字幕版と吹替版予告編が解禁となった。
2001年12月、作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンがノースカロライナ州の自宅階段から転落死した事故。現場の痕跡や彼女の遺体から単純な転落死とは思えない不可解な点がいくつも見つかり、検察は「事件」として現場にいたマイケルを殺人罪で起訴する。ピーターソン一家はマイケルの無実を訴えるが、裁判が進むにつれ、彼や子どもたちの知られざる秘密が次々と明らかに…。
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アメリカで実在した事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~』は2004年に制作され、衝撃続きの内容から384分という長編ながらも多くの米メディアが高く評価し、後の犯罪ドキュメンタリーの火付け役となった。
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それを基に全8話のリミテッドシリーズとしてドラマ化した本作は、2022年5月に米動画配信サービスHBO maxにて配信、容疑者とされたマイケルを主人公に事件の全貌に迫った。マイケルとその家族、検察、弁護士、ドキュメンタリースタッフ、様々な視点から繰り広げられる事件の考察と、キャスリーンの死を軸にピーターソン一家の過去と現在が次々と交錯していく内容で、本格的なサスペンスドラマとして描かれている。
主人公マイケル・ピーターソンを演じるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。不自然な死を遂げる妻キャスリーンには『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット。大家族を支える善良な夫婦の顔と、その一方で家族だけに見せる厳格な一面や、家族にも明かさぬ秘密を抱える不穏な一面を見事に演じ、2022年度のエミー賞では主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートを果たした。
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ほかにもマイケル・スタールバーグ、ジュリエット・ビノシュら、アカデミー賞を席巻するハリウッドスターたちが豪華共演。
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さらに、父の秘密に翻弄されながらもそれぞれの人生を歩んでいくマイケルの子どもたちに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナー、『帰らない日曜日』で主演を務めたオデッサ・ヤングなど、若手の実力派俳優が出演。
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日本語吹替版には、コリン演じるマイケル役に多くの映画で彼の吹き替えを担当してきた俳優の森田順平、妻キャスリーン役に本田貴子を起用。また、2人の息子であるクレイトン役に榎木淳弥、トッド役に斉藤壮馬が兄弟役で共演する。
「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」は10月7日(金)0時よりU-NEXTにて一挙配信(全8話)。