松山ケンイチと長澤まさみが、連続殺人犯役と検事役で初共演する、社会派エンターテインメント映画『ロストケア』より、本作初の映像が公開された。
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今回到着した特報映像では、松山さん演じる心優しい介護士・斯波宗典が、42人を殺害したにも関わらず、「僕は42人を“救いました”...」と語る。それに相対するは、長澤さん演じる検事・大友秀美。自分のしたことを“殺人”ではなく“救い”だと主張する斯波は、白髪でただならぬ過去をもつような佇まいとその信念をもった真っ直ぐな目つきで大友に言葉を浴びせる。大友は斯波の言葉に押されながらも、正義を貫き通すため反発する証人尋問シーンだ。
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なお、本作の主題歌は、森山直太朗の書き下ろし新曲「さもありなん」に決定。アコースティックギターのやさしく、繊細な音色が印象的なバラードとなっており、森山さんは「介護という一つのテーマでも生きている人の数だけ無数の問題と途方もない答えがあって、何が善で悪なのかはそれぞれ倫理観、置かれている立場によって異なります。大切なのはその『異なり』を寄り添い見守ること。是か非か、ありか無しかを問い合うより無意識の視点で相手の想いを感じること。『さもありなん』はそんな普遍の優しさから生まれた一曲です」とコメントしている。
『ロストケア』は2023年3月、全国にて公開予定。