波瑠主演「魔法のリノベ」が9月19日放送回でフィナーレを迎えた。小梅と玄之介がペア登山、やまびこにのせてお互いの気持ちを伝えあう…視聴者からは「新しい手法(笑)」「見ていてホッコリキュン」「これは山デート」などの反応が寄せられている。
星崎真紀の同名漫画を原作に劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が脚本を担当、“住宅リノベーション”をテーマにした人生リノベーションお仕事ドラマが展開してきた本作。
「まるふく工務店」を辞めてしまった真行寺小梅を波瑠さんが演じるほか、脱サラして家業を継いで、まるふく工務店の営業となった福山玄之介に間宮祥太朗。かつて強引な地上げを行っていた「まるふく工務店」社長・福山蔵之介に遠藤憲一。「まるふく工務店」設計担当で玄之介の弟、福山竜之介に吉野北人(THE RAMPAGE)。小梅の元同僚であり元恋人、有川の部下でもあるの久保寺彰に金子大地。小梅の元上司でかつて蔵之介とともに働いていた有川拓に原田泰造といった顔ぶれが出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
「私、まるふく辞めます」と小梅が突然辞職、なぜか「グローバルステラDホーム」に復帰する。その頃グローバルから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり店と土地の売却を考え始めていた。蔵之介への恨みと野心を胸に20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川は、ようやくすべてが思い通りになると笑みを浮かべる。
一方、小梅の不可解な行動に対し、玄之介や蔵之介を始め、竜之介らは小梅奪還のために動き出す。TV放送を見た倭子はもう1度リノベの提案をして欲しいと言ってくるが、有川は蔵之介の過去をマスコミにリーク、まるふく工務店はネット炎上し…というのが最終回のストーリー。
自分のせいでまるふくがピンチに陥ったと落ち込む小梅と、同じく落胆する玄之介は、蔵之介から山に行くよう促されペアで登山に。いつもの山頂で「頼りないふりして、ずいぶんしたたかなの、ずるいぞ!」と玄之介への想いを叫ぶ小梅。玄之介も対抗して「仕事では厳しいくせに、それ以外では脇甘いのなんなんですか!」と叫び返す…。
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やまびこにのせてお互いの気持ちを伝えあう2人の姿に「なんなんだあのやまびこで惚気るという新しい手法(笑)」「やまびこで本音言うシーンが最高。見ていてホッコリキュンとしました」「普通にスルーしてたけどこれは山デートやな」「山デート見せられてます?見せつけられてます??」などの声が次々投稿されていく。
その後、一休食堂のリノベは成約。全てを失ってまるふくに乗り込んできた有川に、蔵之介は「今度は俺がお前をリノベする番だ」と告げる。エンディングでは笑顔でまるふくメンバーと乾杯する有川の姿も映し出され、視聴者からは「有川部長のリノベとは、やるね!まるふく」「みんな優しい…有川を倒して終わりじゃなく排除するんじゃなく、その後も考えて支えてあげるの」「有川部長と社長の和解はドラマらしい展開だけどこうあって欲しいと希望を持てる」「有川部長もちゃんとリノベされててよかった ほっこりした」といった反応も集まっている。
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