吉岡秀隆が16年ぶりにコトー先生を演じる映画『Dr.コトー診療所』より、コトーと島の人々の“いま”映し出した最新映像が到着した。
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到着した予告編では、コトー先生が自転車で往診するシーンから始まり、変わらない島での日常が描かれる。一方で、コトーと彩佳が結婚し、新たな命を授かっていることが分かる描写もあり、16年を経て変わった様子も入り混じり、時の流れを感じる映像となっている。
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さらには、コトーの口から「診療所を無くすということですか?」と衝撃の言葉が飛び出し、涙を見せる彩佳の姿も映し出される。
なお映像は、9月16日(金)より全国の映画館でも順次上映予定。
また、映画の主題歌も中島みゆきの名曲「銀の龍の背に乗って」になることが発表。本ドラマのために書き下ろした楽曲であり、ドラマと共に一世を風靡したともいえる同楽曲。タイトルの「銀の龍」に込められた意味を、中島さんは「命に向き合いながら孤独に戦う医師たちの心に想いを馳せ、命の水の化身である龍に願いを託したかった。その龍の色が銀色であるのは、手術用のメスの色が銀色だから」と、2016年発売の自身のベストアルバム『前途』内で解説。さらに、リリース当初には「船が海を渡るとき、その後ろに波を切ってできる白波が立つ。それが太陽に照らされてキラキラ輝いている様子は、まるで“銀の龍”のようだ」と語っていたことからも、ドラマ第1話でコトーが船に乗って志木那島まで向かうシーンを彷彿とさせるような、まさに「Dr.コトー診療所」のための楽曲となっており、今回再び映画の主題歌になることも必然と言える。
中江功監督も「『Dr.コトー診療所』は連続ドラマで2シーズンとスペシャルドラマでもやりましたので『コトー』と言えば『銀の龍』、『銀の龍』と言えば『コトー』自分の中でこの2つは一体化していた為、別の曲にするとか、新しい『銀の龍』にするとか、そんな考えは全くありませんでした。それくらい『コトー』は『銀の龍』とイコールだと思ってます」とコメントしている。
『Dr.コトー診療所』は12月16日(金)より全国にて公開。