『ダンケルク』で俳優デビューを果たし、マーベル映画の『エターナルズ』にも出演。着々と俳優業のキャリアを積んでいるハリー・スタイルズの主演作『ドント・ウォーリー・ダーリン』がヴェネチア国際映画祭で初上映を迎えた。
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ハリーはレッドカーペットに「グッチ(Gucci)」のスーツで登場。同じく主演のフローレンス・ピューはゴージャスな「ヴァレンティノ(Valentino)」の衣装を着用。あまりのまばゆさに、共演者のクリス・パインがパパラッチのようにパシャパシャとフローレンスの写真を撮る姿が激写されていた。
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記者会見では、記者から「あなたにとって演技と音楽は似ているものでしょうか? それとも全く違うのでしょうか?」と質問を受けたハリー。「演技と音楽は、多くの意味で反対のものだと思っています。音楽作りはとても個人的なもの。演技は、自分の経験などをもとにするという部分もありますが、ほとんどは(自分ではない)他のだれかを演じるフリをするもの。それが演技で一番面白いところですね。誰かになりきって色々なことを掘り下げていくという」と自身の考えを述べた。
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「音楽は(演技よりは)まぁ長くやってきたので、ちょっと安心感があるかな。演技の好きなところは、自分がなにをやっているのか全然わからないと感じるところです。すごく楽しい!」と笑顔を見せた。