今年に入ってから、治安びん乱、ハラスメント、不法侵入窃盗罪などで逮捕され、窮地に陥ったエズラ・ミラーがついに沈黙を破った。エズラの代理人が「Variety」誌に寄せた声明のなかで、一連の騒動について謝罪した。
「最近、重大な局面に立ち、私は自分が複雑なメンタルヘルスの問題を抱えていることを理解し、継続的な治療を受け始めました。私の過去の行動で、怖がらせ、気分を悪くさせてしまったすべての方に謝罪したいです。健康で安全、実りのある人生を取り戻すため、必要なことに全力を注いでいます」と謝罪し、すでに自分の問題と向き合って解決するために動いていることを明らかにした。
エズラといえば、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのクリーデンス役やDC映画のフラッシュ役といった大役に抜擢され、フラッシュの単独映画『The Flash』(原題)の公開も控えている売れっ子俳優だ。
しかし、最近のスキャンダラスな騒動によって、映画ファンから「公開をやめるべき」という声や、ドラマ版「フラッシュ」の主人公を演じるグラント・ガスティンと交替して「撮り直して」という要望がネット上に寄せられていた。
今回の謝罪声明には否定的な意見もあるものの、「人間はだれだって間違いを犯す。だれにでもセカンドチャンスは必要だ」「必要な助けを得られますように」と声援を送るファンもいる。