小さなオフィスを舞台に、社員全員が同じ1週間を繰り返していくという、“社員全員タイムループ”・ムービー『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』が10月に公開が決定。予告編、メインビジュアル、場面写真が一挙に解禁となった。
2021年春公開の青春リアリティ映画『14歳の栞』がロングランヒットを記録した監督・竹林亮(CHOCOLATE Inc.所属)が、数々の賞をともに手にした脚本・夏生さえりと再びタッグを組んだ劇場映画2作目となる本作。
「お仕事」×「タイムループ」という一見ミスマッチな題材を組み合わせながらも、身近で共感あふれる新感覚オフィス・タイムループを誕生させた。
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月曜日の朝。プレゼン資料の準備で忙しい中、主人公が後輩2人組から「僕たち、同じ一週間を繰り返しています!」と報告を受ける。しかし、その脱出の鍵である部長は、いつまで経ってもタイムループに気づいてくれない。そしてまたやってくる、同じ月曜日……。
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「もう仕事なんて放り出してしまいたい」「新しいスキルを身につける、いい機会かも?」「仕事をうまくいくまで繰り返して、最高の状態で転職してやる!」。社員たちの様々な思惑が交錯するなか、またやってくる同じ月曜日……。絶望の月曜日を迎える彼らは、チームプレイで無事脱出できるのか!?
主人公・吉川朱海を演じるのは、映画『コントラ』『DIVOC-12』などの新進気鋭の若手女優・円井わん。いつまで経ってもタイムループに気づいてくれない永久部長役には芸人から俳優、執筆活動と多才なキャリアをみせるマキタスポーツ。
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主題歌を担うのは、常に進化し続け、2022年度内に新体制での始動を計画しているヒップホップ・アイドル・ユニット「lyrical school」。主題歌の「WORLD'S END」をはじめ、駆け抜けていくような刹那的な楽曲たちが作品を彩る。
竹林監督は「コロナ禍の生活でも顕著に感じましたが、僕の生活ではたまに、これタイムループしてるんじゃないかと感じる瞬間があります。あれ、この議論前もしたよね!? とか、この仕事が終わったら全てが変わる!と毎回思っていたり」と語り、「本当にしっかりと向き合えた時に、初めてぐるぐるとしたループから螺旋階段になり、ゆっくり進んでいけるのかなとか想像しながら、また日々を繰り返しています。この映画が、見る人の心の窓に激突する白い鳩になることができれば嬉しいです」とコメントを寄せている。
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『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』は10月14日(金)より渋谷・シネクイント、大阪・TOHOシネマズ梅田、名古屋・センチュリーシネマにて先行公開、10月28日(金)より全国にて順次公開。