クリス・プラットが、ハリウッド版アニメ映画『スーパーマリオ』(仮題)で声優を務めるマリオの役作りについて「Variety」誌に語った。
「監督たちと細かいところまで丁寧に取り組んでいます。試行錯誤を重ねて、胸を張れる仕上がりになりました。みなさんに観て、聞いてもらうのが待ち遠しいですね。これはアニメで、吹き替えをした物語です。実写映画ではない。私が配管工の作業着を着て走り回るわけではありません。アニメのキャラクターに声を提供しているのです。それはアップデートされていて、いままでみなさんがマリオワールドで聞いたことのないようなものになっています」と自信を見せた。
ゲームではイタリア人という設定のスーパーマリオの声に、なぜクリス・プラットが起用されたのかと、一部ファンの間で批判や疑問が上がったこともあった。しかし、同作のプロデューサーのクリス・メレダンドリは、「イタリア系アメリカ人の私自身、そういったコメントは理解ができる」と共感を見せつつも「彼がマリオに吹き込む声は驚異的です。ぜひ早くみなさんに聞いてほしいものです」とクリスに太鼓判を押していた。
アニメ版『スーパーマリオ』には、クリスのほか、チャーリー・デイ(ルイージ)、アニャ・テイラー=ジョイ(ピーチ姫)、セス・ローゲン(ドンキーコング)らが出演している。