ディーン・フジオカ主演「パンドラの果実」の9話が6月18日放送。“暴走”する小比類巻に「ブラックコッヒー」の声が上がり、今までにない表情をみせる長谷部、板尾創路演じる島崎にも多くの反応が集まっている。
本作は中村啓の小説をドラマ化、亡くなった妻を蘇生させるため冷凍保存している警察官僚が、不老不死ウイルスを開発した天才科学者、叩き上げ警部とともに、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪を捜査していく…というストーリーが展開してきた。
冷凍保存していた妻・亜美が“不老不死”遺伝子を持っていた小比類巻祐一をディーンさんが演じ、自身が開発に関与したプロメテウスウイルスが悪用されようとしている最上友紀子に岸井ゆきの。現場経験が長い警部・長谷部勉にユースケ・サンタマリア。厚労省の官僚で小比類巻の後輩・三枝益生に佐藤隆太。小比類巻たちを支援する刑事局長で警視監の島崎博也に板尾創路。
亡くなり冷凍保存されている小比類巻の妻・亜美に本仮屋ユイカ。小比類巻と亜美の娘・星来に鈴木凜子。亜美の母・四宮聡子に石野真子。星来を誘拐したウイルス学者の榊原康生に加藤雅也。科学で人類の進化を目指すカール・カーンに安藤政信。といったといったキャストも共演する。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
星来が榊原に連れ去られ、小比類巻は榊原を探し出そうと単独行動を始める。星来を連れ去った盗難車を売った自動車整備士の首に鎖を巻きつけ締め上げて、車を売った相手を聞き出そうとする小比類巻…。
娘の命が危険に晒され“暴走”する小比類巻に「ブラックコッヒーだ」「コッヒーもう何を仕出かすかわからん」「シルエットがすでに暴走してる」などの声が上がる。

小比類巻から警察内部に“内通者”がいると連絡を受けた長谷部は、捜査一課の梶原(佐々木一平)が内通者だと気づく。食事中の梶原に「お前なんで刑事になったんだよ?」と問いかけ、答えようとしたところをいきなり蹴りつけ「俺は悪い奴捕まえたくて刑事になったんだよ」と、梶原を追い詰める…。これまでの姿とは一変した表情を見せる長谷部にも「温厚なハセドンが怒った!」「キレるユースケ、いい!」といった反応が。

そして小比類巻の“暴走”について、もはや懲戒免職では済まないと告げる監察官らに対し、通常の捜査では対処できないと考え「私が命令して、全てやらせた」ときっぱり言い放つ島崎。さらに、島崎に対し小比類巻の監督責任を問う監察官らに「これ以上捜査を妨害して、人質の身に何かあったらどうするつもりだ」と逆に圧をかける…。
そんな島崎にも「ちょ板尾さんがすごい上司らしいこと言ってるよ」「地味に板尾創路さん…地味にかっこよすぎかよ」「島崎局長かっこ良すぎる!これぞ理想の上司」といった投稿が多数寄せられている。
【第10話あらすじ】
小比類巻は、西城(平山祐介)たちが盗んだナノマシンを榊原のもとへ運ぶための船に忍び込む。研究所では最上がナノマシンの改良に成功し星来に投与。星来は一命を取りとめる。しかし榊原は星来の体の中でより感染力の強いウイルスを作り出そうとしていた。最上は「本当の目的は何なの?」と榊原に迫る。島崎も榊原には不老不死とは別の目的があるのではないのかと疑念を抱き…。
「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。