マギー・Q、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン共演の『マーベラス』より本編映像と場面写真が解禁となった。
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本作は『ジョン・ウィック』製作スタジオと『007/カジノ・ロワイヤル』『007/ゴールデンアイ』のマーティン・キャンベル監督によるキリングアクション。『ミッション:インポッシブル3』『ダイ・ハード4.0』のマギー・Qが復讐の暗殺者アンナを演じ、『スパイダーマン:ホームカミング』などのマイケル・キートンが完璧なセキュリティ、レンブラントとしてアンナの前に立ちふさがる。
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そして、この度解禁されたのは、サミュエル・L・ジャクソン演じるアンナを最強の暗殺者に育てる老獪な工作員ムーディが、ターゲットの男を追い詰めて大説教をかます緊迫の本編映像。
スパイク・リーやクエンティン・タランティーノらの作家性の高い作品から、マーベル・シネマティック・ユニバース、「スター・ウォーズ」などのメガヒットシリーズまで過去の映画出演本数はなんと140本を超えるサミュエル。今年の第94回アカデミー賞では、長年の功績を讃えられ名誉賞を受賞し、本作でもその存在感を存分に発揮している。
サミュエルは『パルプ・フィクション』(94)で、殺人の前に、旧約聖書の一節を朗読する殺し屋ジュールズを演じ、その長ゼリフが伝説となり、その後の出演作でも必ずといっていいほど長ゼリフシーンが盛り込まれる。一部では“説教役者”との異名がささやかれるほどだ。本作でも魅力に溢れたお得意のサミュエル節を披露している。
本映像内でムーディは、自身を悪人と認めながら贖罪に生きる自分と、相手との悪についての本質的な違いを長ゼリフで力説し、サミュエルならではの見せ場となっている。1分以上にわたる説教に、相手は一言「なるほど」と答えるのが精いっぱい…。
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そんなムーディを演じるにあたって「ずっとこの手の映画を見てきているんだ。だから、役のために、必ずしもスパイや暗殺の養成所に行く必要はないし、これまで見た様々な人物を断片的に組み合わせるだけなんだ」とサミュエルは話す。
『パルプ・フィクション』では、大説教をかました相手の頭に銃弾を撃ち込んだサミュエル。何かが起こりそうな雰囲気たっぷりな本映像の後の、予想だにしない波乱の展開も気になるところだ。
『マーベラス』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。