高橋一生が主演する「インビジブル」の第9話が6月10日放送。“内通者”リーパーの正体に「おまえかよリーパー」「人間不信になるくらいにショック」などの声が続出。永山絢斗演じるキリヒトには「黒幕の座までリーパーに譲りそう」と心配する声も上がっている。
同僚を殺した通り魔を追う刑事・志村の前に、犯罪コーディネーター“インビジブル”が現れる。自らをインビジブルだと名乗るキリコは警察に協力を申し出るが、それは本物のインビジブルである弟、キリヒトを探すためだった。だが志村がキリヒトに捕われ、キリコは志村と引き換えにキリヒトの元に戻る…というストーリーが展開してきた本作。
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志村貴文に高橋さん、弟・キリヒトを止めるため彼の元に戻ったキリコに柴咲コウ。先代の父が亡くなったあと“インビジブル”として暗躍するキリヒトには永山絢斗。当初は志村の行動を制するような言動をしていたが監察官の猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコを助手、運転手としてサポートしてきたマー君に板垣李光人といったキャストが出演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
キリヒトから捜査一課に海外のクリミナルズたちが次々に凶悪犯罪を巻き起こす“ブラックフライデー”を行うと連絡が入る。ブラックフライデーを阻止するため志村は猿渡とともにキリヒトの行方を追う。一方のキリヒトはキリコを連れ、二人が昔暮らしていた家に向かう。そこには初代インビジブルが遺した資料が眠っていた。
キリコはキリヒトの隙をついて彼を眠らせ、キリヒトのPCから犬飼、志村のかつての相棒・安野(平埜生成)、そしてキリコらの父を殺したのもリーパーだったことを突き止める…というのが9話の展開。
度を超えた凶悪さから先代のインビジブルが出入り禁止にしたほど危険なリーパー。その正体は猿渡だった。猿渡は11歳の時に通り魔事件を起こしていたが、データベースから犯罪歴を消されていた。しかし犬飼に過去を知られ彼を殺害したらしい…。
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“内通者”の正体に「おまえかよリーパー」「やっぱ猿渡がリーパか」「人間不信になるくらいにショック」などといった声が続出。また「リーパーはやっぱりあの人かあ、後半になるに従い不気味さ、怖さがにじみ出てきた」「猿渡さん(リーパー)の笑顔がくっそ怖い!!」「リーパーのあの内からじわじわ滲み出るサイコパス感は桐谷健太だからしっくりくるのでは…」と、猿渡を演じる桐谷さんの演技について触れたコメントも。
また「父さんはキリコばっか見てた。キリコしか認めてなかった」と父がキリコに愛情を注いだことを恨み、「なんでキリコはあいつ(志村)なんだ。なんで僕じゃなくて!あんな刑事なんだよ」とそのキリコが自分ではなく志村に近づいたことを妬む…。
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そんなキリヒトにキリコは「あんたは何も見えてない」と告げるのだが、この言葉に視聴者からは「そもそもキリコが志村さんを頼るのは"キリヒトを悪事から救いたい"っていう理由があるからで……1番キリヒトのこと考えてくれてるのは今も昔もキリコ」といった声も。さらに「父やキリコさんや社会に顧みられることを何より望んで愛情を請い続け、うっかり黒幕の座までリーパーに譲りそうな勢い」と、キリヒトの身を案じる声も寄せられている。
【第10話あらすじ】
初めて心を通わせたキリコとキリヒト。そんな2人の元にたどり着いた志村だったが、キリコを危険視する猿渡が彼女に銃口を向ける。一方、捜査一課では仕掛けられていたEMP爆弾が作動、ブラックフライデーが動きだした。猿渡はすべて志村とキリコの仕業だと捜査一課の面々に説明し、志村を捕獲するように指示を出す…。
「インビジブル」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。