現在、前編が公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』より、決死のアクションシーンを切り取った二部作の本編映像が公開された。
>>『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』あらすじ&キャストはこちらから
>>『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』あらすじ&キャストはこちらから
今回公開された映像は、渡邊圭祐演じるシン国の皇子リン・ヤオと、舘ひろし演じるアメストリスの最高権力者キング・ブラッドレイ、そして渡邊さんが一人二役で演じ分けたもう一つの人格、ホムンクルスのグリードの死闘シーン。
現在公開中の『復讐者スカー』にて、アメストリス国の首都・セントラルシティでスカーに行く手を阻まれたエド(山田涼介)とアル(水石亜飛夢)。エド対スカーの壮絶な戦いが繰り広げられる一方、不老不死の法の鍵となる賢者の石を探し求めるシン国の皇子リンは、エンヴィーらホムンクルスと対峙。そこに現れたのが、ブラッドレイ。「我が国で勝手は許さん!」とけしかけ、リンの護衛を務めるランファンらを巻き込み、戦いが始まる。そこでリンは、ブラッドレイの衝撃的な秘密を目撃することに。

また、リンが“お父様”に賢者の石を注入され、グリードに体を乗っ取られた状態でブラッドレイと最後の戦いに挑む、『最後の錬成』の本編映像も登場。
「グリードになる瞬間は一番リンという役とリンクした」と言う渡邊さんは、「リンは自分の目的、目標に対してはすごく真摯にぶつかっていくし、そのためにはちゃんと手段は選ばないっていうのが、すごく男らしくて、現代でやろうとしてもなかなかできることじゃないので、そこにすごく共感しました」とその理由を明かす。
さらに、見事な剣術を披露している2人。渡邊さんは「撮影では、中国の武術で使われる青龍刀という特徴のある刀を使用したので、刀の振り方や刀を持ってない手の使い方が日本刀とは全く違い、それをリンとして体現するのが大変でした」と苦労を語り、「撮影が終わった後、モニターで僕の演技を見てくださっていた舘さんが僕の方にすごいオーラをまとって歩いてきて、一言“いい目だな”と言ってくださったんです。その言葉を糧に撮影を乗り切れました」とエピソードを披露した。

なお、6月24日(金)公開の『最後の錬成』入場者特典が、引き続き2週連続原作者・荒川弘描き下ろしのスペシャルイラストカードに決定した(※先着限定配布 無くなり次第終了)。
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は公開中、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より公開。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がcinemacafe.netに還元されることがあります。