A24のSF冒険コメディ『Everything Everywhere All at Once』(原題)に主演したミシェル・ヨーが、アクションシーンのためのトレーニングについて「Variety」誌に語った。
これまでも、『グリーン・デスティニー』など数々の作品でアクションを披露してきたミシェル。現在も日常的にシャドーボクシングやキックボクシングで鍛え、“土台”作りができているという。「最も簡単だったのは、振り付けとそれを実行すること。最も難しかったのは、笑いをこらえながらのアクションシーンですね。特にバット・プラグ(尻栓)を使った…アンディ・リーと尻栓の争奪戦を繰り広げるのです」と話す。このシーンが必見シーンの一つであることは間違いないようだ。尻栓が何のために出てくるのかは劇中で説明されるが、どんなものなのかはミシェルのインスタグラムで確認できる。
今作にはミシェルとジェイミー・リー・カーティスのファイトシーンもある。ジェイミーについてミシェルは「何にでも挑戦する人。素晴らしい女優であるだけでなく、本当に心が広い人で、全力を出し切ってくれました」と語る。ミシェルによれば、ジェイミーは『こんなチャンス、ほかにある?』とファイトシーンを楽しんで演じていたという。2人のファイトシーンは「タイミングが重要なダンスのようでした。彼女は上手でした。機敏で身体能力もとても高かったです」とのこと。
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