6月9日（木）今夜、最終話が放送される木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」が、先日、インターハイ予選のシーンをもってオールアップした。
福田靖が脚本を手掛ける本作は、木村さん演じる一度希望を失った男・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく様を描く青春スポーツドラマ。
15分拡大スペシャルで放送される最終話は、松葉台高校ボクシング部が前年の雪辱を果たすべく、再びインターハイ予選のリングに上がる。そのシーンをもってオールアップとなった本作。
木村さんはオールアップセレモニーでも、自らリングの上で満島ひかりや部員役のキャストたちを迎え、スパーリングを始めたかと思えば、そのまま花束を手渡して熱いハグを交わす。さらに、子役の川原瑛都を肩車してリング上に連れて行ったり、校長役の内田有紀とも息ぴったりの軽いスパーリングをしたりと、心温まるコミュニケーションを取りながら、みんなの健闘をたたえる。
一方、部長・伊庭役の高橋海人（King & Prince）をはじめ、思わず号泣する部員の姿も。
満島さんは「撮影３日目くらいまでは記憶がなくて…。『私、大丈夫だろうか？』と思うほどドキドキして、撮影後に夜の公園を散歩しないと気持ちが収まらないくらいでした」と撮影序盤を回顧しつつ、「ドラマに出演するのは４年ぶりでしたけど、現場で木村さんの姿勢を見て、自分にこれまで足りなかったものなどにも気づき、いろんな感情が生まれていたように思います」とコメント。
リングの中心に立った木村さんは、感謝の言葉を述べながら「自分が次に挑むリングがどういうものになるかはまだ分かりませんが、次のリングにも全力で、覚悟を決めて上がりたいと思います。もしそのリングでお会いしたら…その時はまたよろしくお願いします」と話し、最後の最後まで現場を沸かせていたという。
そして最終話は、ボクシング部のコーチと非常勤講師、そして焼き鳥店の再開準備と、全てに全力で取り組み、新たな人生を突き進む桐沢。そんな中、桐沢が指導中に意識を失ってしまう。1シーン1シーンがまさにクライマックス、最高に燃えたぎるファイナルラウンドは必見。他校の高校生役で出演する「土佐兄弟」にも注目だ。
「未来への10カウント」は毎週木曜日21時～テレビ朝日にて放送中。
