ディズニーの名コンビの新たな物語を描くオリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』。5月20日(金)より配信開始されたばかりの、最新作でしか見られない“サプライズ”に注目する。
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「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」(’89)から30年後の現代が舞台となる本作。ショービジネスを引退しそれぞれ別の生活を送っていたチップとデールが、警察からの緊急依頼が舞い込んだことにより再びレスキュー・レンジャーズとして冒険に挑んでいく様子を、実写×CG×2Dアニメーションが融合した“ハイブリッド実写CGアニメーション”で描いていく。
チップとデールの出会いが判明?ディズニーファンは見逃し厳禁!
しっかり者のチップとお調子者のデールは、相性抜群なコンビネーションでいたずらを仕掛けたり、トラブルを解決したりと様々な場面で活躍してきた。愛くるしい見た目と憎めない性格から、1943年のスクリーンデビュー以来世界中で愛されてきたシマリスコンビだ。
最新作ではそんな2人の驚きの出会いと子どもの頃の思い出が描かれている。性格が真反対の凸凹コンビはどのように仲が深まっていったのか? また、ハリウッドで“レスキュー・レンジャーズ”として活躍するに至るまでにはどんな経緯があったのか? 本作で明らかになる、その衝撃の真実と過去も気になるところだ。
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まるで“現代人”!これまでにないチップとデールの姿に注目
本作の舞台は1990年代に一世を風靡したアニメーション「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」のブームが過ぎ去った、30年後の現代のロサンゼルス。一躍時の人として栄華を誇ったチップとデールだったが、デールが突然自分一人の番組を始めると言い出し、ショービズ界の流行のスピードも相まって、なんと“番組打ち切り”を宣告されていたのだった。
アニメーション版では、危機を前に仲間と共に様々な冒険に繰り出す、ファンタジーな物語が描かれてきたが、本作ではTVシリーズの打ち切り後、チップは保険のセールスマンに、デールはCG手術を受け、古い友人たちとファン・コンベンションで再びスターになることを夢見ていた、という現実的なシチュエーションとなっている。
かつての仲間モンティの誘拐事件を解決すべく再集結したチップとデールだったが、久しぶりの再会に気まずい空気が流れ、ちぐはぐな雰囲気に。デールのせいで番組が打ち切りになったことを、チップはいまでも根に持っているようだ。人間関係や仕事、ショービズ界のリアルな様子が面白くもリアルに描かれ、シュールなユーモアがプラスされたチップとデールの姿が見られるのも最新作の魅力だ。
名作から飛び出したディズニーキャラクターたちのカメオ出演
アニメーションと実写が融合した『ロジャー・ラビット』(1988年公開)では、ミッキーの仲間達が多数カメオ出演し、ディズニーファンやカートゥーンファンの間で伝説的な作品としていまでも支持されている。この度のチップとデール最新作では、アニメーション、実写に加えてCG技術も融合し、『ロジャー・ラビット』からロジャー、『美女と野獣』のルミエールや『白雪姫』のスニージー(くしゃみ)、『リトル・マーメイド』のフランダーなど、1950年~1990年代に公開された名作キャラクター達が大集結。
さらに、敵キャラとして登場する「ボブ」は昔のままのCG技術として描かれており、細かい目線の動きが表現されていないことをチップとデールに「僕たちに話してる?(目線が)窓の方を見てる」といじられたり、ヌルヌル動くVFX技術の猫人間を見て「アニメーションはリアルに見えて間違いだらけ」と皮肉られたりなど、普段のディズニー作品ではあまりない毒々しさも感じられる。
これらのキャラクターは公開中の予告編でも確認できるが、本編でも多くのキャラクターが登場している。自分のお気に入りのキャラクターが出演しているか探してみるのもきっと楽しいだろう。
『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』はディズニープラスで独占配信中。
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