公開中の『フォーエバー・パージ』より特別メイキング映像が解禁。製作のジェイソン・ブラムを始め、スタッフ・キャストたちのインタビューや撮影の様子を捉えて“無限パージ”の裏側を明かしている。
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本作は、一年に一晩だけ殺人を含むあらゆる犯罪が合法になる“パージ”を描くシリーズ最新作。先週20日に公開を迎え、スケールアップしたアクションや、移民問題やメキシコとの国境に築かれた壁などアメリカが抱える社会問題にも切り込んだ展開に「国外への脱出劇がスリルとアクションたっぷりに描かれていて最高!」「とんでも設定だけど、どんどん真実味を帯びてくる怖さがあった」などの声も挙がっている。
このたび解禁されたメイキング映像では、製作を務めたジェイソン・ブラムの「安全は消え去った」と宣言した通り、本作ではシリーズの絶対のルールであった12時間の時間制限をついに破る。“無限パージ”へと突入したことによりなんでもアリの無法地帯と化したアメリカの姿が描かれるが、本作では危険から逃れるべく目指す土地としてメキシコまで舞台を広げている。
そのため、監督にはメキシコ出身のエヴェラルド・ゴウトを抜擢したとブラムは明かしており、その期待を受けたエヴェラルド監督はメキシコからの移民のアデラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)とホアン(テノッチ・ウエルタ)を物語の中心に据え、実体験も交えながら現代アメリカが直面する問題への外からの視点を見事に取り込んでいる。
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また、2人はメキシコ時代のとある過去から実戦経験を持つキャラクターとして描かれており、逃避行を共にするタッカー家の1人、キャシー・タッカーを演じたキャシディ・フリーマンは「アデラとホアンはヒーロー」と称している。 そんな彼らが見せる大迫力のアクション、そしてカウボーイたちが助け合いながら進んでいく様から、製作のセバスチャン・K・ルメルシエは「究極の現代版西部劇だ」と表現する。
「アクションに満ちた絶叫マシン」と語るブラムは、「絶対に劇場で見るべき映画だ」と太鼓判。本作の熱狂を感じられる、特別メイキング映像となっている。
『フォーエバー・パージ』はTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。
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