重力が壊れた東京で少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー『バブル』。この度、本作の誕生秘話をスタッフ・キャストのインタビュー、メイキング映像を交えて紐解く“Making of バブル”より、第2弾「アクション編」が公開された。
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本作の“重力が壊れた東京を舞台に駆け回るパルクールアクション”は、荒木哲郎監督とWITSTUDIOがこれまで積み重ねてきたアクションの魅せ方の集大成と呼べる仕上がり。企画・プロデューサーの川村元気は、数あるアクションシーンの中でも、主人公のヒビキとヒロインのウタが見せるパルクールアクションについて、“アクションの中で恋愛感情が生まれる表現”が非常にユニークだと感じたそう。
そんな、本作のアクションシーン制作に参加したパルクールアーティストのZENは「ウタは動物のような自然とその動きが必要だからやっているのに対して、ヒビキはものすごく努力して動きを突き詰めてコントロールしている。そういうベクトルが違うところがすごく上手に表現されていたと思います」と絶賛している。
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また、ヒビキ役の志尊淳も、パルクールシーンで様々な工夫があったという。荒木監督は「志尊さんは“体を動かしたほうがよりリアルなお芝居が引き出せる”といって、跪いてみたり、マイクを下に置いてみたりといった、普段のアニメアフレコではやらないような、身体で芝居できるような環境を作ってくれました」と明かした。
一方、ウタにりりあ。を抜擢した理由について、川村さんは「ウタは “人間らしさを取得していく”キャラクターなので、映画を通じてお芝居というものを習得していくドキュメンタリズムを持ち込めないかと思っていました」とりりあ。とウタのキャラクターが川村さんと荒木監督の中で合致し、オファーに至ったと語っている。
さらに、荒廃した東京の街並みをバックに、ヒビキとウタの姿を極上の色彩で描いた、カラースクリプト資料の一部も公開された。
『バブル』は5月13日(金)より全国にて公開。4月28日(木)よりNetflixにて全世界配信。