ホン・サンス監督の日本公開最新作となる長編25作目『イントロダクション』と長編26作目『あなたの顔の前に』が、6月24日(金)より2本同時に公開。この度、2作品の予告編と場面写真が解禁となった。
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『イントロダクション』は、モラトリアムな時期をさまよう青年(シン・ソクホ)を主人公に、前作『逃げた女』の変奏ヴァージョンとしても楽しめるモノクロームの青春映画。
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予告編は、タイトルの「イントロダクション(Introduction)」が意味する「紹介」「序文」「入門」「導入」の文字とともに、主人公ヨンホが韓国とベルリンを舞台に、父、恋人、母との再会をめぐる3つの物語が重ねられ、そこで交わされる3つの“抱擁”の瞬間をとらえた映像となっている。
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一方、『あなたの顔の前に』は、中年女性サンオク(イ・ヘヨン)を主人公に彼女の心の深淵に迫るストーリー。監督の公私にわたるパートナーのキム・ミニがプロダクション・マネージャーを務めたことでも話題を集めた。
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予告編は、主人公サンオクの「私の顔の前にある全ては神の恵みです。今この瞬間だけが天国なのです」というモノローグで幕を開ける。長いアメリカ暮らしから、突如帰国した元女優のサンオクだが、帰国の理由を妹から尋ねられるも明らかにせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた…。
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捨て去った過去と向き合い、思い出の地を訪ね歩きながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、彼女のたった1日の出来事。本作でホン監督作品に初登場にして主演を飾ったイ・ヘヨンは、2022年国際シネフィル協会賞主演女優賞を受賞。心揺さぶる圧巻の演技の一端を見られる映像となっている。
『イントロダクション』と『あなたの顔の前に』は6月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて2本同時順次公開。