アメリカの獣医師によるペットのオンライン健康相談サービス「Pawp」が、粋な試みを発表した。まもなく開催される第94回アカデミー賞授賞式で、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のタイトルが言われた回数分、1回あたり1万ドル(約122万円)をアニマルレスキューのために寄付するという。(ただし、100万ドルを上限とする)。
同社は、「『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、犬とは何の関係もない映画ではありますが、最多ノミネーションを獲得した作品なのですごく楽しみです。助けの必要な子犬たちが、今年の(アカデミー賞の)真の勝者になることをお約束します」と声明を発表した。
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同作は最多12ノミネートを受けており、レッドカーペットで誰かが注目の作品として挙げるなど、多くの人が授賞式中にタイトルを口にする機会がありそうだ。何かの部門で受賞すれば、プレゼンターが作品名を読み上げ、受賞者本人がスピーチの中で改めて言うこともあるかもしれない。
ツイッターの反応は、「素晴らしい取り組み!」「プレゼンターがこのニュースを知って、何度何度も『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と言ってくれるといいな」など。司会を務めるエイミー・シューマー、レジーナ・キング、ワンダ・サイクスに「何回かタイトルを言ってもらえませんか?」とニュース記事にメンションをつけて送っている人もいた。