2月28日(現地時間)、ベネディクト・カンバーバッチがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の星型プレートがお披露目された。
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セレモニーに出席したベネディクトは、「昨年亡くした姉についてお話ししたくて。姉は今回のことを喜んでくれたと思う。本当に義理堅く、協力的な人だった。きらびやかさ、奇妙さ、魅力的なものが好きだったから、(セレモニーの)最初から最後まで笑い続けていたかもしれない。それにもしかすると泣いていたかも」と偲んだ。
「Daily Mail」紙によると、“姉”とはベネディクトの異父姉トレイシー・ピーコックさんで、7年間のがん闘病の末、昨年62歳で亡くなったという。
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「星が輝く空のどこかから、いま、この瞬間を見ていてほしいな。きっと見ているよね。本当に恋しいよ。私たちの人生の中で、あなたは本当に素晴らしく、素敵な人として記憶に残っている」とトレイシーさんに語りかけた。
続けて、「私の人生においてこの最高の瞬間に、この通常とは異なるプラットフォームで、これを語らずにはいられません。現在、ウクライナで起きている明らかなことを認めること。私がウクライナの人々への支援の気持ちを持っていること。統治者の泥棒政治と愚かさに反対し、この残虐行為の進行をやめさせようとしているロシアの人々のことも支援します」とロシアのウクライナ侵攻についても触れた。そして、「私たちはただ考えたり、祈ったりするより、行動することが必要です」と強調した。