2018年『万引き家族』、2019年『パラサイト 半地下の家族』、2020年の開催中止を経て2021年・第74回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)に選ばれたジュリア・デュクルノー監督による怪作『TITANE/チタン』。この度、チタンプレートを頭に埋め込まれた主人公アレクシアがたどる数奇な運命を切り取った場面写真が初解禁された。
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『RAW~少女のめざめ~』(16)で鮮烈なデビューを飾ったデュクルノー監督の長編2作目となる本作。エドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、さらにポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と驚愕を超えて絶賛評を送っており、すでに世界的に注目を集めている。
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今回解禁になった場面写真には、睨みつけるような形相で髪を束ねるアレクシアをはじめ、火事現場で「あるもの」を見つめる消防士のヴァンサンをとらえる。
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交通事故で頭蓋骨にチタンを埋め込まれ固定器具をつける幼少期のアレクシア、そして、燃え上がる炎をまっすぐ見つめるアレクシアの姿が写し出されている。
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『TITANE/チタン』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。