堤真一主演「妻、小学生になる。」の4話が2月11日オンエア。吉田羊演じる千嘉の行動に「まじで意味不明」「これはだめだよ」など怒りの声が上がる一方、貴恵の記憶が蘇る前の万理華を思う声や、過去の記憶を失い始めている万理華を心配する声も上がっている。
10年前に愛する妻を亡くした夫とその娘が、生まれ変わって小学生になった妻(母)と再会する…ちょっと変わったホームドラマが展開する本作。
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小学生になった妻の母と遭遇してしまう新島圭介を堤さんが演じ、小学4年生の白石万理華として生きている圭介の妻・貴恵に石田ゆり子。圭介と貴恵の一人娘で今は20歳の麻衣に蒔田彩珠。貴恵が生まれ変わった白石万理華には毎田暖乃。
万理華に強い口調で接することもある母親の白石千嘉に吉田羊。圭介が気になり始めている年下上司の守屋好美に森田望智。麻衣の営業先で知り合って親しくなった愛川蓮司に杉野遥亮。生まれ変わりを描いた小説「君と再び」がベストセラーになった中学生の天才小説家・出雲凜音に當真あみといった顔ぶれが出演。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
圭介と麻衣は万理華をタクシーで送ったところ、千嘉と出くわす。彼女から問い詰められるが万理華が「友達の父」とその場を上手く取り繕う。千嘉の様子を見た圭介は、万理華の今の家族のことが気にかかる。
翌日、圭介は万理華の小学校で球技大会があることを知る。千嘉も応援に行くと考えた圭介は、彼女と話すため自分も球技大会へ行こうとする。また千嘉も万理華に対し、球技大会に弁当を作っていくと話す。その言葉に嬉しそうな表情をみせる万理華だが、千嘉は男性に誘われデートへ。結局球技大会に顔は見せず、帰り道で立ち聞きした保護者たちの会話から圭介は、万理華がDVを受けているのではと危惧する…というのが今回のストーリー。
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ラストで万理華は圭介と通話しているところを千嘉に見つかってしまう。付き合っていた男性に妻子がいることが発覚、ショックを受け帰宅した千嘉は万理華に手を上げようとするが、そこに現れた圭介が千嘉を止め「あなたが彼女を大事にしないなら、僕が彼女を引き取ります!」と宣言する…というラストだった。
「子供の用事をすっぽかして男と会うとかまじで意味不明・・・」「仕事もたいへんだったり、今彼が妻子持ちだったり、色々あるのかもしれないけどこれはだめだよ...」など身勝手で衝動的な千嘉の行動に視聴者からも怒りの声が上がるとともに、「吉田羊さんが毒親を物凄く生々しく演じてて魅入った」「最後感情が爆発するの怖くて凍りつきそうになった」「吉田羊さんは演技力あるから暗い役柄は半端なく暗くなる」など、前回に続き今回も吉田さんの演技力に多くの注目が集まる。
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一方、万理華はクラスメートから“交換マンガ”の続きを書いて欲しいと言われる。貴恵の記憶が蘇る前の万理華は彼女とマンガを描きあっていたらしいが、当時のことを思い出そうとしてもぼんやりとした記憶しか浮かばず…というシーンも。
「生まれ変わりである万理華として生きてきた記憶を忘れかけている」「万理華ちゃんの記憶が抜けちゃてるのか…」「貴恵が乗っ取っていってる」など、“貴恵”となった万理華が、それまでの記憶を失いはじめていることに心配の声も。
また「万理華ちゃん、貴恵の記憶が蘇るまではビクビク生きていたんだろうな」「つらくて、消えたかったから、前世の記憶が蘇って万理華ちゃんの人格がなくなってしまったのかな」など、貴恵の記憶が蘇る前の万理華のことを想像する声や、「段々白石万理華としての記憶がなくなっていったら母親と暮らすのシンドくなるな」と、今後の生活に思いを寄せたコメントも投稿されている。